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しろうとめせん

投稿者:ふかわじゅんこ
投稿日時:2020年7月20日

こんにちは。新しく6月よりハートカンパニースタッフに加わりましたふかわと申します。

縁あってハートカンパニーへやってまいりましたが、前職は通訳手配をするというまったくの異業種…というかそれ以前も音楽やアニメ制作に携わったことは皆無の業界ド素人。

自身は趣味で音楽活動をしたり好きな作品もあったりしますが、



どうしても制作に関わりたいのです!



・・・という熱い野望があったわけではなく(ごめんなさい)、でも人々を幸せにするものを作っていける仕事というのは素晴らしいなあと思い、その一端に加わらせてもらえたら嬉しいな、という気持ちでやってまいりました。

特技は英語、好きな音楽は80年代ロック(特にLAメタル)、好きな漫画は銀魂、映画はスターウォーズ、お酒はクラフトビール命です。よろしくお願いいたします。

さてそんな気持ちで入社した私ですが

この業界ちょっと普通の職種と変わってるからね、

メンタルおかしくなってきたら手遅れになる前に言ってくださいね(^^)

・・・という入社前から社長が笑顔で放ち続けた言葉に心で怯えつつ、はやくも1.5ヶ月が経過しようとしております。

現状、忙しくなってきつつはありますが、(まだメンタルは大丈夫です笑)初めての制作進行を目の当たりにして、毎日へええ!とかほおお!とか心で感嘆する日々です。

そんな中、社長から

「じゅんこさん、初めて業界に入った人の視点からブログを書いてみてくれませんか?」とのオファーが。OMG.

2つの喜びと驚きがありました。

1)ブログはクリエイターさんが書くものと思っていたのでいち社員の私が書いていいものなのか

2)業界に馴染めるかわからないので(メンタル保てるかわからないので(まだいうか))数ヶ月様子見ねっていってたのに、これは認めてくれたっていうことなのか

・・・認めてくれたかはわかりませんが

(まあ、記事は削除できますからね…)

所属クリエイターの皆さんに混じって一般人が発信するプレッシャーを感じつつも、文章を書くのは好きなので二つ返事で承らせていただきました。

ちなみに私のモットーは

ことわらない

見切り発車


です。


さて本題です。

素人目線といわれても…

見るもの聞くものほとんどすべてが初見です。

何をかこうかな?と思いましたが、まずはこちらにしました。

プロデューサーとは。

弊社の社長のメインの仕事であります。

しかしながらプロデューサーってありとあらゆる制作場面でお見かけしますが、

割と謎ですよね。

また、最近はいろんなプロデューサーも散見しますので謎は深まるばかりです

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC#%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E

弊社の代表は数々のアニメ音楽作品を生み出してきた辣腕プロデューサー(らしい)、

作品の数々は素晴らしいものばかりで確かに携わり作品を生み出してきたことは凄いのだろうと思いますが、

どうもプロデューサーが存在しない世界からやってきた私にはその役割が今一ピンときません。

しかしながら、1ヶ月半、オフィスにいて分かったことは

とにかくすごく忙しそう。

ということです。

まあ、色々なタイプのプロデューサーがいらっしゃると思いますし、社長はプロデュース業以外も携わることが色々あるので忙しさはプロデューサーとしてだけのものではないかもしれませんが、

こと斎藤に関していえば、あっちこっちに目を向け指示を出し電話をしミーティングをしいただいたお中元を会社スタッフに分け分けしてデスクに置いておく。

常にバタバタしています。

そんな中、プロデューサーと言う生業にとって大事なキーワードがうっすら見えてきました。

繋ぐということ。

人と人、作品。音。

もちろんその中には美しいものだけ存在するわけではなく、様々な思惑、魑魅魍魎、お金にまつわる問題、なども含まれます。(そこは、どの業界でも同じですね)その中で一つモノを作り上げるために決断し、お願いし、鼓舞し。

ヴァイオレットエヴァーガーデン制作秘話のブログで本人も書いておりました。

「(斎藤の場合は)環境を整えるのが仕事」だと。

アロハシャツ姿でオフィスにキーボードの爆音を轟かせつつ全方面へ指示出しする姿を見ていると、汗をかきながら土を掘り起こし植物がきちんと育つための土壌を整える姿と重なります。

プロデュース業とは

己が作りたい作品を作る、その責任者

というイメージだったのですが

こういう音楽にしたいんです、

と言われたものを、その意を汲み、人や音で紡いでいく。算段をつける。というものがプロデューサーというものなのだな。。。と薄らぼんやり形が見えてきました。

ただし、人によってもアプローチは違うと思いますし、そのプロセスも非常に細やかな配慮と指示が存在します。

そしてまた、海外では少し事情が違うようで・・・

長くなってしまうので、その話はまた次回に繰り越します。

(次回までにメンタルをやられていなければ(^^))

あ、でもちょっとこれだけ・・・

社長、キーボードの打音(特にdelete)はもう少し控えめにしていただけると嬉しいです^^

ふかわ・じゅんこ

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