5分ブログです。
ゴールドポストプロジェクトって知っていますか。
僕はつい最近まで知りませんでした。
ふと歩いているとポストのような、でも赤色じゃないものがありました。でも形状はポスト。黄金色のポストだったのです。これは何だと興味津々になり見てみますと、東京2020大会において金メダルを獲得した日本代表選手等にゆかりのある地域のポストを金色に塗り替えることになった。ということなのです。
そういう取り組みがあることを知らなかったのですが、とても面白いと思いました。記録を形に残すっていうのは素敵ですね。偉大な記録も感動も、年月が経つと記憶からは少しずつ薄くなっていくものです。完全に忘れるわけじゃないけれど、何かのきっかけが無い限りは思い出すことはない。
でもこうやって可視化して、視界に入るように存在させ続けることで自然と記憶に残っていきます。
昨日のブログでデータを残すのって難しい、と書きました。
情報を後の世に残していくってのは難しいなと思うんですね。一番強いのは「石」だという話。fhánaの佐藤純一君が5分ブログのファンらしく、時々読んだ感想を僕に連絡くれます。純一君が「強いのは石ですね」的な連絡をくれました。そうだよね、と同意。
そうです。石に刻まれたものは残る。
ゴールドポストプロジェクトは石ではないですが、物理として残しているわけです。何かを伝承していくのには物理って強いと思います。
物理で残すことで伝承されていく。
もう1つ強いのは人から人に語り継がれること。口伝です。昔話、民謡など。言葉や音楽で人の記憶に残し続けること。それも強い。
物理残しは口伝への副作用もあります。物理で残すと話題になって会話で伝承されていく。ますます強固になる。
後の世に何かを残すやり方は様々。そして記憶の伝承は大事だと思います。時々思い出すことで気持ちが豊かになります。昔の写真を見るとホッコリすることが多いですよね。そういうことかなと思っております。
