「UTA-KATA」Vol.2 最初の河口湖の公演まで、残り1週間となりました。
やっぱりあっという間です。
焦る気持ち半分、早く観ていただきたい気持ち半分。みなさんも楽しみにしてくださっていますでしょうか?
先日、初の通しリハを行いました。
やってみて思うことは色々ありますが、一つ言えることは、「良いものができた」という事です。
思い起こせばVol.2をどういうものにするか、1年半以上の長い時間をかけて話し合ってきました。
どなたに書いていただくか
どんな物語にするか
登場人物はどうするか
どんな楽曲が合うか
会場はどうするか
キービジュアルはどんな雰囲気にするか—
Vol.1をやったからこそ見えるものと、Vol.2だからこそ悩むことがたくさんありました。
でもその成果を、やっとご覧いただけます。
今回脚本を担当してくださったの、作詞家の高瀬愛虹さん。
私が歌っている『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ボーカルアルバム『Letters and Doll』で、「Sprout」と「Light of Life」の作詞も担当してくださっています。
高瀬さんが小説を書き始めたのは最近で、これもまた斎藤プロデューサーの「書いてみたら?」の一言から始まったのだとか。
そうして今年3月に短編小説集『キミがこの物語を読んでくれる日まで』を発売。その中の「パパからもらったオルゴール」は私が朗読もしていますので、良かったら聴いてみてください。
作詞の中でも物語を作るのがお上手な方だなと思っていましたが…「書いてみたら?」の一言から、こんな素敵な物語を書けてしまうなんて!
逆に言うと、その一言がなかったら書くことはなかったかもしれないわけで…斎藤さんの才能を見つけ出す力が凄いのかもしれません…!
高瀬さんには、私の意見も取り入れていただきつつ、ご自身の書きたいこともしっかりとご意見いただき、今回の「歌売りの少女」が出来上がりました。
是非、楽しみにしていてください。
そして前回に引き続き一緒に出演していただく、伊藤真澄さん。
今回も素晴らしい曲を次から次へと生み出してくださっています!
私1人ではどうにもならなかったところを、音楽であっという間に埋めてくれて、「UTA-KATA」をより良いものへと導いてくださいます。まさに魔法。
そして今回もピアノだけでなく、お家から色々な楽器を持参してくださり、「UTA-KATA」を華やかに彩ってくれています。
真澄さんは大変頼もしい「UTA-KATA」でのパートナーです。
残り1週間。
最初の公演は河口湖円形ホール。
河口湖というと、なかなか簡単には行ける場所ではありませんが、だからこそ、「ここまできて良かった」と思っていただけるよう、残り1週間で出来ることを詰めていきたいと思います。
天気が晴れて、富士山が綺麗に見えるといいなぁ…!
1週間後、皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!!
(真澄さんがお家から持ってきてくださった楽器たち。とっても可愛らしい綺麗な音色が響き渡ります!しかもトイピアノは畳めるの…!)