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20年以上前のご縁

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2022年9月13日

5分ブログです。

本日は朝更新ではなく昼更新となりました。

 

昨晩、とあるプロジェクトのお疲れさま会をしました。そのプロジェクトは20年以上前に僕が関わっていたとある案件でお世話になった方との仕事なのでした。

 

僕が確か24〜25歳くらいだったかと思います。4.8畳の小さな部屋でフリーランスをしてなんとか生きていた時でした。その方はたぶん当時40歳くらいだったのだと思います。当時も今も会社の社長をされてて、凄く立派な仕事をされています。作品名前を聞けば誰もが知っているコンテンツに深く関わっているような方なのです。

 

良く面倒見てくださってました。引っ越しの時に荷物を運んでくれたり、お腹が減っているだろうからとご飯をおごってくれたり。4.8畳の狭くて汚い部屋に来てくれて、一緒にホームページや動画のディレクションをしてくれたり。社会で生きて行くためのマナーやルールなどもたくさん教えてくれたのです。

 

その後、サイトロン、ランティスとレコード会社に僕が在籍しているころはお仕事のご縁が無かったのです。しかしハートカンパニーを作ったことをキッカケにまたご縁が復活しました。

 

そして先日、とあるプロジェクトをご一緒し、それがフィニッシュしたのです。それを祝してお疲れさま会をした、というわけでした。

 

実働はその方の社員の方、ハートカンパニーのスタッフで。20年前は自分たちで現場をやっていましたが、今は双方のチームメイトが実働をして、自分たちは管理監督側に回っているという形。

 
 

20年前にめちゃくちゃ苦労しながら仕事をしていたという経験と想い出は何よりも厚い信頼なのだとその方は言います。社会人になってからの青春時代というのがあって、その時に一緒に戦った人は財産だという話。

 

今20年前と同じようなことは出来ない。立場的にも年齢的にも。だから当時の信頼を信じてまた一緒に仕事をするのだということでした。

 
 

社会人になってからの青春時代というのは確かにあります。先日もそんなご縁がありました。とある会社の社長と新しい仕事の話をしていました。その社長が昔現場のプロデューサーだったころに一緒に汗を流したような関係性です。その方曰く、あのころが仕事の青春時代だったと。そのころの信頼関係があるからすぐに会えるし、すぐに込み入った話もできるわけです。お話ししたのは5年ぶりくらいだったのですが、会った瞬間に昔の距離感になるものです。

 

仕事の青春時代を共に過ごした仲間はかけがえのない財産なのです。

年齢を重ねれば重ねるほど実感するようになります。

 

同期は大切にしろ、という言葉がありますが、同じように、同じ時代を一緒に戦った仲間は大切にしろ、ということです。

 

会社が違えばライバル関係になったり競合になったりもするかもしれませんが、巡り合わせでまた「仲間」になることも多いです。

 

そんなご縁を感じる今日この頃です。

 

 


 

■コメントは承認制となっています。
■業務のお問い合わせ等々にはお答えできません。(各案件の窓口にお問い合わせください。)

 

“20年以上前のご縁” への1件のコメント

  1. 私にもいます、そういう同胞が。奴は私の1年後に新卒で入ってきた同い年の後輩で、私と一緒に様々な仕事に当たっていくことになったのですが、いやはやどれだけ共に笑い合い、励まし合い、リスペクトし合い、喧嘩し、罵り合ってきたことか…。奴と共に飲んだ生ビール代で車1台くらい買えるんじゃなかろうかというくらいの、それはそれはハタから見たら仲の良い腐れ縁でありました。

    時が経ち、奴はいろいろあって関連会社をそのまま去る形で退社し、私はまだなんとか会社に残っています。私は中間管理職のような立場にはおりますが、斎藤さんほど管理監督側というわけではなく、まだまだ自らモノづくりに携わっています。奴がいまの私を見たらなんて言うかな。「まったく!●●ちゃんはいつまでもそうやって自分でなんでもやっちゃうから下が育たないんだよ!」なんて、かつて居酒屋でさんざん言い合ったときのように怒られるかもなぁ、なーんて。

    あれはまぎれもなく私にとって社会人になってからの青春であり、奴は私にとってかけがえのない財産…いや、親友でした。
    ちょっと昔のことを思い出してついつい書いてしまいました。

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