5分ブログです。
昨日、ミュージカル「アラジン」を観てきました。ずっとアウトプットばかりだったので、インプットしたいなぁと思っていたのです。自宅で映画観たりドラマ観たり、本読んだり、マンガ読んだり。それも良いけれど、外出しておこなうインプットをしたいなぁと思っていたんですね。
良く聞いているラジオ（Voicy）の番組でパーソナリティが、日本でミュージカルを観るならまずはアラジンだよね、みたいなことを言っていたんです。そうかぁ、アラジンね。実写映画版は観たことがある。アニメ版は実は観たことが無い。劇団四季がやるディズニーのミュージカルは「ライオンキングは観たことがある。素晴らしかった。劇団四季のは「キャッツ」も以前観た。素晴らしかった。劇団四季はやっぱり凄いんだな。そしてアラジン。なるほど。そのパーソナリティが言うのだから間違いなかろうと思い、ちょうど時間が上手く確保出来るタイミングがあったので思い立ったが吉日とばかりにチケットを購入。ほぼ満席だったのですが、ちょっとだけまだ空きがありました。で、ゲット。
ミュージカル「アラジン」はそれはそれは素晴らしく、楽しく、興奮して最後はハッピーエンド。歌も踊りも。美術も。演出の素晴らしさは語り尽くせません。そんなに広くないように見える舞台なのにアラビアンナイト的な世界がそこに入れ替わり立ち替わり現れます。舞台セットチームの技術の凄さよ。大元はアメリカで作られたもの。この演出を考えた大元の人たちって凄いなぁと思います。ミュージカルって凄いですよね。ちょこっとやるミュージカルではなくて、何年も準備して、何年も上演を続ける常設小屋としてやっているミュージカル。何億、何十億と投資してそれを何年、何十年とかけて回収していく。小屋もその舞台用に特化して作られているから演出もバリバリに効いている。常設系＆ロングラン系はその辺りが強いですよね。
アラジンが素晴らしかったから、美女と野獣とかリトル・マーメイドとかもミュージカル版を観たいなぁと思ったんですね。
そこでふと考えました。
観たいもの、行きたい場所、やりたいこと、というのはたくさんあります。たくさんありすぎるから、何か1つ達成しても「あれもこれも“まだ”体験してない」と思ってしまいますね。「まだ」って思ってしまう。これはちょっとストレスだなと感じるよなぁと思うんです。
「まだ○○はしてない」って考えは、永遠に解消されませんよね。だって、欲望には限りがありませんから、行く果ては地球上に存在する全てのものを体験したいってことになるかもです。そんなの不可能です。自分が興味あるものを生きているうちに全て達成するなんて無理ですよね。なので「まだ○○はしていない」って考えるとストレスと共に生きざるを得ないなぁと思います。これはなんだか不幸な生き方かもしれない。
じゃあどうしたら良いかなぁと考えると、「○○はやった（体験した）もんね」と思うのが良かろうと。やったことを噛みしめて喜ぶ方が人生は幸せだろうと思うようになってきました。
ミュージカルにしたら、アラジン以外にも無数にあります。劇団四季のミュージカルを色々観たい！と思ったとして、「リトル・マーメイドはまだ観ていない･･･、美女と野獣もまだ観てない･･･」と嘆くよりも「アラジンは観たもんね！」と思った方が楽しい。
こういう考え方ってなんかどこかで読んだり学んだりしたことがあったなぁと思って調べてみました。身近な言葉では「足るを知る」ってことでした。足るを知るってそういうことね。となんとなく分かった気がします。もうちょっとググってみると「少欲知足」って言葉もありました。まだ得られてないものを欲しないこと＆すでに得られたものに満足すること。だそうです。仏教用語とのことです。まぁつまり「足るを知る」を理解できれば良いかって思っています。
などなど、なんか解脱したような文章を書いてますが、ハワイにも行きたいし、リゾートホテルには泊まりたいし、温泉に入りたいし、スイスに行って「愛の不時着」聖地巡りしてみたいし、エルデンリングはもっとプレイしたいし、まだまだ僕は「少欲知足」という境地には達していない気がします。
でもまあぁ「少欲」はまだ無理にしても「知足」の方は意識したいなぁと思います。あるもので満足するようにするってことですね。
なので、ミュージカル「アラジン」を観ることが出来て楽しかったなぁという気持ちを大事にしようと思うのでした。
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