5分ブログです。
会社の現在地をいつも考えています。
売上、利益の推移を頻繁に見る。
スタッフの動き、成長度合いを理解する。
取引先、近しい関係者の考えを知る。
世間の動きを理解し、社会がどこに向かっているのかを考える。
日本と海外の違いを知る。
自分の会社と他の会社の比較をする。
自分の年齢を意識し、残り時間を意識する。
出来ること、出来ないことを把握する。
やりたいこと、やりたくないことを自己分析する。
見る、知る、考える、理解する、把握する、意識する、分析する。
そこで出した思考を元に次の行動に移す。
時間は有限で、状況は刻一刻と変化するのです。今までやっていた勝ちパターンは割とあっさり通用しなくなるものです。今ままで全く効果がなかった行動がひょんなキッカケで実を結ぶようにもなったりします。
何をやるかも大事ですが、なにをやめるかも大事だったりします。時間と判断力は有限だからです。諦めたらそこで試合終了ですよ、ではありつつも、諦めて次のことに時間を割り当て直すことも大事だったりします。
大きな目標は諦めない。小さな目標は諦めることも必要。という感じでしょうか。SLAM DUNKで例えるならば、試合に勝つことは諦めない。でもダンクでシュートを決めることは諦めてパス役になる。という感じです。
時間はあっという間に流れます。そして恐ろしいくらいに周囲は変化します。
何かが変化する時、それ単体だけの変化には絶対にならない。船が水の上を移動する時、必ず水にも影響があり、波紋や波しぶきを発生させます。それによって近くの船が揺れたりします。近くの船は動く意思がなくとも、揺れるわけです。
会社の現在地をしっかり認識するのが代表の仕事だと思います。認識するには1点だけ見るのではなく、全箇所を見ないといけない。
家の価値を知るためには、リビングだけ見ても分からない。全部屋を見て、庭を見て。さらには周囲の住宅も見て、道路も見て、最寄り駅から家までの道のりも把握して。さらにはその地区の治安や雰囲気も把握する。そうして初めて家の価値が理解できるわけです。
家の価値は家そのものだけでは決まらない。どんなに高級な作りで広い土地に立地してても、周囲の環境が悪ければ家の価値も下がる。どんなに安い作りで小さい土地にあったとしても、周囲の環境が最高だったら家の価値は上がる。
考えるために知る。知るためには色々なところに行き、色々な人を見て、話す。
斎藤 滋 プロフィール
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