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仕事とラーメン作りの本質は同じ

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2023年1月29日

5分ブログです。

 

仕事というのは色々な人が関わることで成り立つ。一人で簡潔する仕事というのは基本的には無い。一人で作業する芸術家のような仕事だって、作った作品を鑑賞するお客がいないと仕事としては成り立たない。趣味だったら作って終わり、で良いのだけど、仕事となるとそうはいかない。

 

まぁそんなわけで仕事というのは必ず複数名が存在して成り立つものなのだ。

 

一人一人に役割がある。役割をそれぞれが全うすることで、仕事はゴールを迎える。

 
 

さて。ここからが分かれ道。

 

自分が役割をとにかく全うすれば良いんだな!と考えるか。

 

全員が役割を全うするにはどうしたら良いか?と考えるか。

 

どちらが正解なのか。

 

どちらの脳みそも持つと「仕事」は良いゴールを迎える。

前者だけの思考だと、どこかでひずみが出る。

 
 

料理屋に例えるとわかりやすい。

 

ラーメン屋に例えてみる。

 

麺をゆでる人と、乗せる具材を作る人が別れているとする。

お客様に美味しいラーメンを提供することが仕事のゴールなのは誰もが理解できる。

 

麺をゆでる人が全く勝手気ままに自分のペースで麺をゆでてしまえば、具材とタイミングが合わず、のびた麺が生まれてしまう。ラーメンという形にはなるが美味しいラーメンではない。だから仕事としては上手くいってない。むしろ失敗。

 

具材を作る人がこれまた勝手気ままに作っていたら、麺のゆで上がりとタイミングが合わず、具材が冷めてしまったりする。これも美味しいラーメンにならない。

 

 

ありがちなのが、お客様の顔が見えず、それぞれの上役の顔しか見えてないパターン。麺をゆでる人は麺上司に麺をゆでるのが遅い!と怒られたくなくてひたすら麺をゆで続けてしまう。お客様のことを考えれば、具材担当と呼吸を合わせながら素早く麺をゆでるべきなのだ。

 

具材担当を急がせる必要があるにしても、上手く急がせないと、具材担当が焦ってしまって具材仕上がりレベルが落ちることもある。そうなったら「ラーメン」としては失敗だ。

 
 

忙しかったり、怒られたりしていると、何が仕事のゴールかを見失いがち。

 

焦った時ほど、美味しいラーメンをお客様に提供するのはどうしたら。ということに立ち返りたい。

 

 

斎藤 滋 プロフィール
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