5分ブログです。
映画を観たり、本を読んだり、ゲームをしたり、コンサートを観たり。いわゆるエンタメに触れるという行為をすると、これは自分にできるだろうかと考える癖があります。
どうやったらこれは作れるのかとか、どうやったらこういう文章を作れるのかとか、そういう送り手側になるにはどうしたら良いんだろうと考えます。職業病のようなものです。
そこで気が付いたんです。「趣味」というのは、こういう発想にならず、それを純粋に楽しんで終われるもののことかもしれないと思いました。
僕の場合、それはなんだろうと考えました。
もう少し解像度を上げると、自分が体験できる娯楽の中で仕事と結びつかないものは何か?ということです。
改めて考えてみると、なかなか見つからないのです。
音楽を基本にしつつその周辺で発生するエンタメを仕事にしています。そうすると、娯楽のほとんどが結びつくんです。
たいていのものには音楽が付いている。出来事はアニメーションになり得る。人が集まって盛り上がるものは興行になり得る。
そう考えるとエンタメという仕事は無限の可能性があるとも言えます。エンタメは何にでも結びつくわけです。
そういうわけで、なかなか見つからないのですが、それでも考え続けてみたら、ありました。
旅行や観光がそれに該当するかなと思います。
まぁ突き詰めればそこにも音楽はあったりしますが、旅行や観光をしている時は、仕事と切り離されて純粋に楽しむ時間になっている気がします。
良い仕事をするためには、自分が住んでいる業界以外の体験をたくさんすること。そういう話があります。体験したその時その時はただの体験でも良いのです。それらが何かのタイミングで他の体験と結びついて新しい発想になります。
発想だけでなく、良い巡り会いも生むんだろうと思います。
体験を多くしておくと人生が豊かになるわけです。人生が豊かな人は良いオーラを自然と出せるようになります。そういうオーラを出している人には良いチャンスが巡ってきます。良い巡り会いが生まれるわけです。良い巡り会いは人生豊かにします。好循環ですね。
体験を多くするのは良いことだらけというわけです。
などと分析してみて、僕が旅行や観光が大好きなのはそういうことか、と自分で納得したのでした。
斎藤 滋 プロフィール
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“体験を多くするということ” への1件のコメント
斎藤さん、おはようございます。
エンタメに関わっていらっしゃる方に、エンタメで満足させるのはかなり難易度が高いんじゃないかと思います。
旅行や観光、グルメも含まれるかと思いますが「実体験」というのは作られたものではなく、ご自身で体験して初めてわかるそれぞれの感性が発揮されることだと思います。
情報が多い、体験やインプットが多い人はおのずとボキャブラリーが増えるので周囲へのアウトプットも増えるので好循環になりやすいですよね。
周りの芝は本当に青いのか、それをちゃんと説明できる方と一緒に過ごしたいと思いますし、そういう存在になりたいと自分にも言い聞かせたいと思いました。