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会話はプロレスに似ているようです

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2023年3月28日

5分ブログです。

 

プロレスというの相手の技を受けて、耐えて、そして自分の技を返す。そうやって試合が成り立ちます。相手の技をいかにして綺麗に受けることができるか。そして相手の格好良さや強さを引き出すのです。そのうえで、自分の技も繰り出す。相手は相手で自分の技を綺麗に受けることで自分を輝かそうとする。そうやって良い試合が生まれていきます。

 

相手の技を全部かわして自分の技だけで相手をノックアウトすると、それはプロレスの試合にならないわけです。

 
 

会話や議論も似ているところがあるなぁと思います。相手の意見を全て受け止めたうえで、自分の意見を相手に投げかける。相手も自分の意見を受け止める。その繰り返しで良い意見交換ができるようになります。

 

相手の意見を封殺して自分の意見だけを通すと、相手の意見が引き出せない。相手の意見が引き出せないだけならまだ良いかもしれませんが、それによって自分の感性が閉じてしまいます。これがもったいなさ過ぎるのです。

 
 

長く生きていると、相手の意見を聞いた瞬間に「その意見は過去に経験したなぁ。上手くいかないパターンだなぁ」と分かってしまう時があります。日々が忙しい時期は、会話の1つ1つも早く結論に辿り着きたくて巻きたくなる時があります。

 

早々に試合を終わらせたくなってしまうわけです。意見交換をして良いアイディアを出すのが目的だったはずが、試合を早く終わらせることが目的になってしまうわけです。そうすると試合の決着は付きますが、つまらない試合になってしまいます。

 

プロレスに例えるならば、30分楽しめる戦いだったハズが、3分で終わってしまったみたいな感じ。それだと勝ったとしても、輝いてない状態。なので試合としては失敗です。

 
 
 

社会人になったころに先輩から教わったことがあります。否定言葉を使わない会話をしましょう。というものです。会話の中で「でも」「だって」「どうせ」を使わないというものです。

 

これはプロレスに例えると相手の技を受けないで自分の技だけ繰り出す、いわゆる「しょっぱい試合」(しょっぱい試合=つまらない試合、盛り上がらない試合)の状態です。

 

相手を否定してしまうと良い試合にならないわけです。

 
 

相手の繰り出す技が未熟でも、受ける側が綺麗に受けることで試合は輝きます。

 

会話はプロレス。

 

 

斎藤 滋 プロフィール
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