5分ブログです。
新しいゼルダの発売が近づいてきました。ティアーズオブザキングダム(ToK)。楽しみです。
ゲームの新作って色々な注目要素がありますよね。その1つがグラフィックだったりします。ハードの機能が向上したから、技術が向上したから、ということでグラフィックが精密になったり、リアルになったり。
ワクワク要素です。
しかし、リアルも割と行けるところまで行ったなぁと思います。近年のゲームはみんなリアルですよね。
なので、リアルになりました!は、もうあんまり売りにならないかもなぁと思っています。
さて、ゼルダの伝説。
ハードの性能向上に伴い、グラフィックも向上してきました。
しかし、なんとなくですが、これ以上グラフィックは向上しなくて良いなぁと思っています。
ゼルダはこのあたり(ブレスオブザワイルド=BoWや、今度のToKあたり)くらいのビジュアルが良いなぁと思います。
リアルとアニメーションの中間地点のような、良いバランスだと思います。想像の余地が凄く残っている感じ。ゼルダのファンタジー世界とあのグラフィックの具合って凄い相性が良いと思いました。
凄く良い場所に着地しているなと。
これからのゲームは、リアル具合はきっともっともっと進化して、本当に実写と同じくらいの映像でゲームを操作するようになると思います。事実、もうそういうゲームは多いですよね。
さらに行くと、実写をそのままゲームにして、実物の人間の映像を使ったゲームになってくるかもしれませんね。AIの進化やディープフェイク技術の向上できっとそうなると思います。
そうなると逆に、ある程度省略したビジュアルでゲームを創作することはアートの領域になるかもしれないです。
ゼルダの伝説のBoWやToKのビジュアルって、もうアートの領域かなと思います。
二極化するんじゃないかなぁと思います。もうそうなっているといえばそうなってますね。ポケモンはあのグラフィックだから良いわけで、めちゃくちゃリアルになってもあんまり嬉しくない。エルデンリングはあのリアルさが良いわけです。
オクトパストラベラーなんかもそうですよね。敢えてドット絵にしてる。それを観て僕らは「凄い!」となっている。アートってことですよね。
そう考えると、繰り返しになりますが、BoWやToKのビジュアルって奇跡のような着地をしているなぁと思います。
たぶん、写真というものが世に生まれた時もそんな感覚があったのかなぁと思います。絵じゃなくて写真。坂本龍馬の写真なんてのは有名ですが、写真が出てきたからといって、絵が廃れたってことはないですよね。写真は写真、絵は絵。どちらの良さもあるよね、ということで今も両方が共存している。
実写の映像作品がある一方で、アニメーションの映像作品もある。
などと書いていると、今世間で議論されているAIの在り方もそうなのかなと思ったりします。
AIという便利なツールという位置づけになっていくんじゃないかしらと思います。
Chat GPTでこんなことが出来る!というのは日々進歩してますよね。僕のTwitterのタイムラインに流れてくる「こんなこともできるようになった!」投稿は、一週間くらい前までは面白がって見てましたが、だんだん専門的になりすぎてきたので、もう素人では分からないレベルになってきました。
専門的になっていき、マニアや専門家が尖らせて、そしてようやく一般人でも手軽に扱えるように落とし込まれていくのだと思います。技術っていつもそういうものです。
そうそう、AIの最終形は何か。みたいなことを考えると良くでてくるのは「ターミネーター」ですよね。人類を滅ぼすぞ的なやつ。怖い方の想像。
ターミネーターほど有名じゃ無いですが、僕がAIの行き着く先として思うのは、「Detroit: Become Human」です。これはゲームなんですが、まるで人間のように進化したアンドロイドと人間が共存する世界のお話し。人間はアンドロイドを使役しています。しかしアンドロイドに感情が芽生えます。そして、、、。
というゲーム。ターミネーター的な、人間vsアンドロイドの戦争、という結末じゃないんです。
ターミネーターは現実からの飛躍が凄いと思うんですが、この「Detroit: Become Human」で描かれる未来は現実の延長線にあるような気がします。
ゼルダの伝説のグラフィックについて書いていたらAIの未来は、みたいな話で終わりました。
文章って書き始めた時には予想しなかった終わり方をすることがあります。
さて。ゼルダに戻り。
BoWの続編がToKなわけです。BoWもたくさんやりました。でもまだ僕はラスボスを倒していない。もうあとは城に乗り込んで行くだけのところまで来ているのですが、城に乗り込むころにはボロボロになっていて、ちょっと詰み気味。
(追伸)
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斎藤 滋 プロフィール
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