みなさんこんにちは。ハートカンパニー齋藤です。
UTA-KATAの制作が少しずつ進んでいます。
その進捗をご報告します。
先日、歌のリハーサルをしました。
「歌の」とわざわざ言うのには理由があります。
このUTA-KATAというプロジェクトは、歌と芝居が融合したものです。
本番は、朗読(一人芝居)と歌が入り乱れて繰り広げられる世界になっています。
先日行ったのは、その中の「歌」の部分だけのリハーサルでした。
石川由依さん、伊藤真澄さんの二人で意見交換をしながら歌の世界を作り上げていきました。テンポ、ピアノの伴奏内容、構成などなど。1曲1曲しっかりと話し合いながら構築しました。
練習していく中で新たなアイディアが飛び出たりもします。
閃いたアイディアに対してはまずは受け入れます。その上で100%採用できるか、少し形を変えて採用するかという判断をします。
ちなみに、歌のリハーサルを行うさらに前日に、スタジオに入り1曲1曲全てキーチェックを入念に行いました。実際に歌ってみてキーを確定させてから、歌のリハーサルに望むわけです。
初めてづくしのUTA-KATAですので、何事もまずはやってみるの精神で動いています。
会場選びも、脚本作りも、音作りも。何もかもです。
やってみて初めて分かります。やらないと分かりません。
やらないで頭の中で想像してても答えは出ません。
まずはやってみる。上手く行かなくても良い。「こうやると上手く行かないのだな」という発見がある。それは宝です。
上手く行ったなら、成功事例の1パターンを得られたということなので、次また繰り返してみる。繰り返しに耐えうる強度を持ったパターンなのかどうかの検証を重ねる。
やってみることが大事です。
ですので、UTA-KATAは思いついたことはなるべく「やってみる」という心がけでやっています。成功は挑戦の先にしか無いのです。
基本的に、石川さんの意思を尊重して本プロジェクトは動いています。
石川由依の歌いたい音楽、石川由依の演じたい脚本。
UTA-KATAプロジェクトは、石川さんのポテンシャルを120%発揮してもらうプロジェクトとも言えます。潜在能力の開花。
お芝居への誠実さは言わずもがな。そこに加えて歌の素晴らしさという点も、今回はしっかり開花するはずです。
石川由依さんの歌声には神話性があります。石川由依が他の何者でも無い「石川由依」としてオリジナル曲を歌う。そのパワーは生のライブでしか体感できないと思います。
距離感の近さを大事にするのが今回のテーマでもありますので、あえての少人数キャパでの開催となっています。
静謐な少人数空間で、圧倒的な芝居と歌のパワーに飲み込まれる体験をぜひしてみてください。
今度は、芝居と歌を合わせたリハーサルをします。
そのことにも後日このブログで触れたいと思います。
よろしくお願いします。
(追伸)
チケット抽選受付は2019年12月1日23:59までとなっております。