5分ブログです。
作業的な仕事に集中できている時。脳内が次から次へとやることを見つけます。これをやったらあれをやって、、どんどんやっているうちに、あ!あれもやっておける、やっておかなきゃ!と、次から次へと「見つける」のです。
この状態って色々な表現があると思います。ゾーンに入っているとか、アドレナリンが出ているとか。こうなると自分で休憩を入れることができなくなります。休憩を入れることで乗っている状態が途切れるのがもったいない、という感覚が自分を支配します。
でも何時間もこれをやるのは割と無理があります。脳内は「できる」と思い込んで身体を動かすのですが、身体側がギブアップしちゃう、みたいな感覚。
例えば11時から開始して15時くらいで身体がギブアップするという感じ。若さとか状況によってはもっと長時間できるかもしれない。
どこかで強制的に一時停止した方が長く走れる。
90分経ったら休憩入れるとか。その方が1日を効率良く使える。15時でギブアップして精神的には1日が終了ってのは逆に効率が悪い。
仕事術の本などを読むと出てくるのが「25分集中+5分休憩」というやりかた。ポモドーロ・テクニックという術です。驚くほど生産性が上がるというやり方です。僕もそれをやってみましたが、どうも25分で一度途切れてしまうのは自分的には効率が上がらない感じがありました。やり方が間違っていたのかもしれないですが。。25分は1つのことだけをやりきる。他のことは全くしない。というのが重要とのこと。
しかし自分の仕事としては25分間1つのことだけやれる状況ってのはあまりなく、常に連絡は飛び交うわけでもある。ポモドーロのやり方としては、25分はメールも見ないし電話にも出ないようにすべし、とあります。そういう状況を作れた時点で生産性は確保できているものだなぁと思います。
僕は時々新幹線に乗ります。新幹線に乗っている時は仕事をします。最も効率が良いのはこの時間かもしれない。2時間とか2時間30分くらいで目的地に到着します。到着したら降ります。あたりまえのことを書いています。
降りるためには仕事を止めないといけない。強制的に休憩が入るわけです。2時間くらいして新幹線を降りて気が付くのは、めちゃくちゃに脳がボウっとしている感覚。しっかり疲れていたんだなぁと理解します。そして呼吸が浅かったんだなぁとも気が付きます。集中していると呼吸が少なくなる感覚があります。これも分析されているようで「スクリーン無呼吸症候群」というらしいです。
スクリーン無呼吸症候群を調べると、呼吸が浅くなることのデメリットがあります。不安の増加、記憶力の低下などに陥るらしい。取り込む酸素が少なくなるのだから当然といえば当然。
不安の増加ってのは良く無い。
確かに集中し過ぎている時ってポジティブな思考じゃないかも。心配事を見つけてしまう、作り出してしまう、などしてしまっているような。それで危機回避出来ている面もあるので悪いことばかりじゃないけれど。おおらかな判断が必要な場面も多い。
あ、呼吸してない!とか浅い!と気が付いた時は意図的に深呼吸していますが、気が付かずに突っ走っていることも多そうです。だから新幹線を降りた時に脳がクラクラするくらいに疲弊しているのだろうと。
さて、何が書きたいかと言いますと、集中も良いけど、1日しっかり集中した時間を作るには、息抜きが重要であるということ。これは自分への戒めで書いています。
25分+5分でも良いですが、90分+10分とかでも良いかも。とにかく自分なりの休憩を入れること。僕はタバコも吸わなければコーヒーもそんなに飲まない。だから席を離れるタイミングがあまり無い。これが良くないと思う。外出とか来客とかが無い限りは席に居っぱなし。
今後の自分課題としては、席を離れる時間を強制的に作る習慣設定です。
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