5分ブログです。
本日20時からVoicy「音楽熱想」にて、「TCO熱想人定例会」と称した生放送を実施します。TCOとはTime Capsule Orchestraというバンドの略称。Time Capsule Orchestraとは須藤賢一(Key)、岩田ガンタ康彦(Dr)、馬場一人(Gt)、岩切信一郎(Ba)の4人で構成されるインストバンドです。
茅原実里さんのバックバンドとして長年プレイしていた4名です。茅原実里さんの歌手活動休業にともない、独自のバンド活動も開始したというわけです。
2022年に結成をし、今までアコースティックライブを数回実施しました。そして今回いよいよ彼らの真骨頂たる、アコースティックではない、我々曰く「エレキでのライブ」を実施します。
エレキでバーン!とライブをしたいよね。というMC中の会話からヒントをもらい、ライブタイトルは「ELEKI de BURN」としました。バーン!とライブするし、燃えるようなライブをするという意味です。
6月17日に開催。あと5ヶ月ほど。だいたい半年先です。
TCOの運営はお客様参加型です。最終的な意思決定は責任が取れる立場の人や組織であるべきなので、ハートカンパニーが担います。しかし、アイディアや意見をお客様から多いにいただくのです。
お便りやSNSを介して意見をいただいたり、音声の生放送でリアルタイムにコメントをいただいたり、時に登壇していただいて肉声でコメントをいただいたり。
どんなグッズが欲しいか、どんなセットリストが良いか、という部分だけではありません。どうしたら収支が黒になるのか。というのも意見交換しています。そのために現状の集客力の分析、年齢層の分析などもします。
アコースティックと違い、エレキとなると費用がかさみます。機材も多いのでステージはある程度の広さが必要。そうなるとキャパも広がる。そうなると会場費は上がる。楽器スタッフ、楽器運搬スタッフの人件費。リハの回数も増えるのでリハのスタジオ代、リハに参加するスタッフの人件費。本番の費用も増えます。キャパが広がるということはお客様誘導の人件費も増えます。照明に関わる費用も。音響まわりもマイクや回線の数が増えます。
・・・というような話も運営側からし、それに対して考察、分析、意見交換をしています。
作る方、観る方。という分け方が普通のライブの在り方だと思います。これを、全員が作る方になってみるとどうだろう。もちろん本番時はプレイする方、観る方に別れますが、本番が始まる直前までは全員が作る方。そんな感覚。
つまり全員が自分ごととしてライブに参加する。
これって凄いエンタメなのかもしれないです。この方法が全てのエンタメの正解ではありません。コンテンツを選ぶとは思います。
自分ごととして参加するイベントほど面白いものはありません。
皆さんにも何か経験があると思います。運営する側としてイベントに参加することが。文化祭は特に分かりやすいかもしれません。文化祭の一番楽しい時間はいつか?、それはたぶん準備期間だと思います。本番も楽しいですが、準備期間は特に楽しい。
本番というのは楽しく準備した末に訪れる確認作業の時間です。こうなったか!予定通りだ!失敗した!思っていたより上手くいった!次はもっと改善できるな!などなど。普通の観覧以上の感動があります。
ピアノなどの楽器の発表会もそうだと思います。自分の子供の発表会としましょう。一生懸命練習してきた日々を知っているし、何よりも自分の子供です。そんな子供の本番。その時間はどんなアーティストのどんな素晴らしいコンサートよりも感動がある時間のはずです。
それは、作る側であり、自分ごととして捉えているからだと思うのです。
Time Capsule Orchestraの運営は、お客様にもぜひ「自分ごと」として参加していただき、本番までの準備期間も最高にエンタメしていただきたい。そういう気持ちでお客様と一緒に制作して宣伝するスタイルにしています。
もちろん、本番だけの参加でも、めちゃくちゃに楽しめるように設計します。事前準備に参加できない人を見捨てるようなTCO運営ではありません。いつでもどのタイミングでもウェルカムなバンドです。
さて。
ここ3週間にわたってファンの皆様と意見交換をしてきました。
本日、2023年2月17日(金)の20時からもまた会議生放送「TCO熱想人定例会」を実施します。「会議」とついているのは、まさに言葉の通り会議をするからです。お客様と運営側で会議をします。数十名による会議を毎回やっているというわけです。
本日の会議生放送では、収支の結論、つまりチケット情報についてのお話しをします。この数ヶ月ずっと悩み続けてきた収支構造。
利益を出さないと継続が難しい。利益を出すにはどうしたら良いか。昨今は特典付きチケット、VIPチケットなどの概念が一般的になっている。TCOではどうしたら良いか。グッズなどのモノにも価値はありますが、体験=コトにも価値がある。TCOが提供できるコトとは何か。
昨日のブログにも書きましたが、飛行機運営方式で行こうと決めています。1stクラス、ビジネスクラスをまずはしっかり設計し、売る。その上でエコノミークラスの在り方を設計する。全部エコノミーにして1便だけ飛ばしたけど大赤字で路線廃止となりました・・・とならないようにする。
1stクラスにはどんなサービスがふさわしいのか。ビジネスクラスには。
自分自身も色々な1st体験、VIP体験をするようにしています。そこで得た気づきも多いに検証材料にしています。
しかしいくら考えても正解はありません。誰かにとっての正解は誰かにとっての不正解なのです。それでも、考え尽くして出した結論。全てを背負いながら進むのであります。
運営の目的は、Time Capsule Orchestraの継続。短距離走ではなく長距離走とすること。メンバーが自分たちの音楽を表現できる場所を用意し続けることです。
その背景には僕の個人的な想いが多いに内包されています。茅原実里さんの音楽プロデュースを長年やってきて、そこに尽力してくれたミュージシャンの皆様。彼女の音楽活動が充実していたのはCMBと呼ばれたミュージシャンの存在があったからこそ。彼らに対して感謝の念が強くあります。彼らは演奏家。その彼らの生きがいは演奏をすること。
ゆえに、演奏をする場所を末永く提供することで恩返しとしたい。
そんなわけでTCOやっております。
本番まであと5ヶ月!
まずは収支構造の設計を本日の生放送にてひとつ結論とします。その後は具体的な制作に入ります。それもまた準備期間のお楽しみなので、多いにファンの皆様と意見交換しながらやっていきますので、5ヶ月間ずっとエンタメを提供していきます。
本日の会議生放送、参加をお待ちしています!
※本日の会議生放送はYouTubeもちょっと活用しますので、YouTubeも観られる状態で参加いただけるとなお一層楽しめるかと思います。YouTubeのハートカンパニーチャンネルにアクセスできるようにしておいていただけたら幸いです。
【本日のTCO熱想人定例会】
Time Capsule Orchestraのライブ「ELEKI de BURN」(6月17日開催)についての制作宣伝会議を生放送で実施します。
■日時:2月17日(金)20時(〜最大21時まで)
■メディア:Voicy
■チャンネル:音楽熱想
■参加方法:スマホのVoicyアプリから参加
■MC:斎藤
■ゲスト予定:馬場一人
■URL: https://r.voicy.jp/LMKxx0eEKyo
■お便り:
1)Voicyアプリから投稿
2)Twitterにて:#TCO熱想人 で投稿
会議開始より前に投稿しておいてくださると、事前に読み込んだうえで会議が実施できるのでありがたいです。
■前回のアーカイブ:音楽熱想 2023年2月16日にて配信中
【Time Capsule Orchestraのサイト】
ELEKI de BURNに向けてただいまメンテナンス中です。アクセスすると(2023年2月17日朝現在)Not Foundになっていますが、本日中にはメンテ終了します。
【お知らせ】
音声番組「音楽熱想」について。
今はVoicyで配信していますが、春から配信場所が変更になります。変更後はVoicyの過去会は聞けなくなります。
ただいまstand.fmで実験配信中です。stand.fmのチャンネル名も「音楽熱想」です。
よろしかったらstand.fmの「音楽熱想」もフォローしていただけたら幸いです。
また、ハートカンパニーのYouTubeチャンネルで過去回をアーカイブ配信するのも実験してみます。どれくらいカロリーがかかるのか等などの検証中です。
斎藤 滋 プロフィール
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