皆さんこんばんは。田之上です。
最近よく「田ノ上譲」って間違えられます。笑
僕はディレクターという役割で、お仕事をさせてもらっています。
具体的には、現場で色々動いたりそのための段取りをしたり。
実務隊、みたいな感じでしょうか。
先月はとにかくボーカルレコーディング祭りでした。
おかげで色々鍛えられた感あります。
歌録りをするときいつも、マイクどうしよう、、、って悩みます。
色んな種類のマイクがありまして、僕が好んで使うのはNEUMANNのU67、M147、
SONY C800あたりでしょうか。どれもド定番ですね。
声質によって使い分けるのですが、ただ馴染ませればいいというものでもなくて
敢えてピーキーな部分を強調した方がいいのか、複数人歌唱だから尖らせないほうがいいなとか、そもそもこのスタジオは元々こういう音質に聴こえがちだから、、、
などなど、いろんな状況を鑑みて判断していかねばなりません。
とはいえ時間もお金も限りがあるので、スパッと判断する必要があります
トライ&チャレンジの精神で脳みそを回しています。
マイク一つでこんなに悩むのですが、勿論作曲や作詞、編曲やミックスなどなど
いろんな人の色んなこだわりや愛情が注がれて楽曲が生まれていく姿は
何度体験しても素敵だなぁと思います。
AppleMusicのジャケット一覧を眺めながら、この楽曲たちを作るのに一体どれほどの人が関わっているのだろう、、、としみじみ。
愛情の注ぎ方、こだわりも人それぞれで
なにかを選ぶということはなにかを捨てなくてはいけないということで
時として容赦ないように見える選択も笑、
愛ゆえに。の判断なんだなと思います。
自分の感性を磨こう。自戒でした。
それではまた。
P.S.
TDにて、写真を撮る星銀乃丈の背中を撮るワタシ。
才能×努力の天才。ビンビン刺激もらってます。