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股割りし続ける

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2020年2月27日

股割りをご存知でしょうか?

相撲の世界で使われる言葉です。開脚のことです。股関節を柔らかくして、怪我をしにくくする。180度に近くなるまで開脚が出来るようになる。

普通はそんなに開きません。まさに意識して「割る」必要があります。
 

体育の授業や、スポーツの準備運動などで柔軟体操をしますね。ストレッチと言っても良いです。

体が硬い人はストレッチは痛みを伴います。開脚で180度開こうとしたら、まずは開かない。無理すると激痛。
 

力士の方は、入門したら泣きながら激痛に耐えて股を割っていくそうです。

僕も身体が物凄く硬いので、考えるだけでも恐ろしい。僕の股は「割り箸か?」というくらい割れていません。
 

だから力士の方がしっかり股を割るというのを知った時に驚愕しましたし、尊敬の念を抱きます。
 

股を割るには、痛みを伴う。

痛みを伴わないレベルの柔軟やストレッチだと、股は割れない。僕のように割り箸状態。
 

少し表現が誇張されていますが、実際には痛みを伴いすぎるくらい急激にやると怪我をするようです。痛気持ち良いレベルでじっくり割っていくのが良いそうです。

 

僕は股割りの話が好きなのです。

今の自分が開ける角度よりも少し広い角度に挑戦してみる。

痛い!

でも挑戦してみる。

ちょっとずつ痛く無くなる。そして以前よりも開いているようになる。

 

話は変わります。

僕は毎朝ジョギングをしています。今は60分から70分かけて13キロ走っています。

10年ぐらいやっています。

友人知人から凄いですねと言ってもらえるようになりました。

でも始めた当初は10分くらい走ってもう息切れ体力切れ、しんどい、つらい、辞めたい。という状態でした。でも続けているうちに、10分が11分になり、1キロが2キロになり、徐々に走れる時間と距離が伸びていきました。

 

また話は変わります。

パソコンの文字入力について、おそらく早い方だと思います。

ブラインドタッチが出来ています。だから早いのだと思います。

でもパソコンを触ったばかりの頃は、ブラインドタッチなど夢のまた夢でした。

人差し指1本でじっくりキーボードを見ながら入力していました。

ノロノロ北斗神拳のような感じです。

ある時、仕事のスピードを上げるにはどうしたら良いか?を考えました。

まずシンプルに文字入力のスピードを上げることが大事だと思ったのです。そこで「北斗の拳」を題材にしたタイピング訓練ソフトを購入して、それで徹底的に練習しました。

結果、ブラインドタッチを習得し、文字入力のスピードが劇的に向上しました。

メールの処理数も増え、企画書などを書くスピードも上がりました。

 

ジョギングで長く走れるようになったことで、体力が付き、日常生活も楽になる場面が増えました。

ブラインドタッチが出来るようになったことで、使える時間が増えました。

少しずつ今の自分に出来ない領域に挑戦することで、確実に成長が得られます。

成長した分、喜びが得られるようになります。

 

仕事をしていると、「こんな分量できるわけながない」「利益なんて出そうもない」「こんがらがった人間関係を整理するのはもはや不可能では」みたいな状況に放り込まれることがあります。

そういう時は「これは、成長のチャンス」と思う癖を付けます。

実際は顔が引きつりながらでも、無理やり口にしてみます。そして無理やり思い込むようにします。

そして挑戦していきます。

結果、仕事としては失敗しても成功しても、確実に経験値は増えて、成長します。

それは次の自分の可能性を広げている。

 

股割りの話に戻ります。

仕事や人生で、「うわぁ、しんどい」と思う時、僕は180度開脚している力士の姿を思い浮かべます。そうすると、何かこう、頑張れる気持ちが湧いてきます。

ぜひ、割っていきましょう。

 

(今回のフィギュア)

アメイジング・ヤマグチ 013 アイアンマン ブリーディングエッジアーマー

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