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安藤紗々インタビュー

投稿者:インタビュー
投稿日時:2021年1月13日

今回より毎週、弊社所属クリエイターのインタビュー記事を掲載していきます。

聞き手、執筆はディレクターのタノウエがお届けいたします。

 

第1回目となる今回は、安藤紗々のインタビュー記事です。

 

 

 


 

 

作品や作家との共有認識を探っていくと、ぴったりとハマる歌詞が出てくることが多いです

 

——安藤さんの簡単な生い立ちから教えてください。

 

生まれも育ちも東京です。

小さい頃、セーラームーンのキャラソンが好きだった覚えがあります。

両親が間違えて買ってきたCDなんですけどね。(笑)

 

小中高と進んでいくについれバンド系のアーティストにハマり、ライブを観る機会が増えて、そのあたりから音楽に携わる仕事がしたいな、と思い始めました。

自分自身で活動したい気持ちと並行して、「音楽を作る」というよりも音楽で人と人を繋ぐような仕事にも興味を持つようになりました。大学の卒論で”アイドルと音楽”について書いてから、プロデュースの目的もあって、歌手やアイドルを目指す子たちの働くカフェでお仕事に携わるようになりました。

 

——作詞を始めたのはどういったキッカケだったのでしょうか?

 

元々趣味の範囲で同人活動的な動きをしていて、なんとなく作詞をしたりはしていたんです。

あと、アイドルやイベントのプロデュースをしていくなかでも作詞の需要が結構あって。外部に発注するとどうしても費用がかかってしまうので、それだったら「自分で書いちゃえ!」というキッカケで、作詞を徐々に手がけるようになっていきました。

 

そこで作詞の面白さに気づき、とにかくどんどん歌詞を書きたいと思うようになっていきました。

それから「作詞をしたいんです」と訴え続け徐々にお仕事が増えていき、、、今に至ります。

 

——作詞は普段どのように進めているのでしょうか?

 

普段は楽曲が先行している場合が多いので、まずはその楽曲の世界に飛び込んでいき、色んな角度から「どうやってアプローチしようかな」と考えていきます。空を泳ぐようなイメージですかね。

楽曲の立ち位置や発注された経緯なども考えつつ、作品や作家との共有認識を探っていくと、ぴったりとハマる歌詞が出てくることが多いです。

 

作詞にあたっては場所や道具など特に決まったものは無く、電車に乗っているときや歩きながらiPhoneのメモ帳で書いたりしてます。

あとは「この曲はこの景色が合うな」という場所をウロウロしながら書いたりすることもありますね。

 

——安藤さんと普段やり取りする中で思うのは、どんなリテイク対応にも柔軟に対応してくれるなという印象です。

 

うーん、、、どうしても自分から見た世界で作詞をしているので、求められているものと違ってくる場合もあると思うんです。

だから寧ろ第三者の意見はあったほうがよくて、歌詞を変えることでより多くの方に響くのであればどんどん取り入れていくべきだし、そのほうが楽曲も悲しい思いをせずに済みますから。

 

——(2020年10月)今現在までに手がけたお仕事の中で、印象に残っている作品を教えてください。

 

パッと思い浮かぶのはTVアニメ「おちこぼれフルーツタルト」内の挿入歌、「青春の終焉と少女の翼」です。

 

 

本作の劇中歌はどれもタイトルだけが先に決まっているという珍しいパターンで、最初は結構苦戦したのですが段々と楽しみを見いだすようになっていきました。

  

聴き手が身近な言葉を意図的に選んだり、なるべく普遍的で等身大の言葉で書くように心がけています

  

——様々なジャンルの歌詞を手がけていますが、なにか得意ジャンルなどはありますか?

 

「まえせつ!」という作品の楽曲は振り幅大きく、どこまでも縦横無尽に書くことができたので、あのくらい良い意味でとっちらかった(笑)歌詞は得意かもしれません。

 

 

あとは都会系と言いますか、ドロドロした恋愛系の歌詞も得意で。

IDOL舞SHOWの「MUST BE GOING!」みたいな、強がっているけど報われない女の子、、、みたいな曲も、手癖で!

 

 

——では最後に、ご自身の作詞における強みを教えてください。

 

自分自身がオタクなので(笑)、作品と同じ熱量で取り組んでいます。

アニメ楽曲の作詞を進めるときも、物語を通してキャラクターと一緒に喜んだり悲しんだり、ときには辛い思いを一緒に感じたりしながら作詞を進めていくので、作品とより深くリンクした歌詞を書くのが得意です。

聴き手が身近な言葉を意図的に選んだり、なるべく普遍的で等身大の言葉で書くように心がけています。

 

あとは敢えてひらがな表記にしたり、歌詞の”見た目”にも気を遣っていますね。

 

ありがたいことに作詞の案件も多くなり、最近ではドラマCDの脚本を書かせていただいたりする機会もあったりするので、これからも作品に寄り添った歌詞を書けるよう頑張っていきたいです!

 

——ありがとうございました。

 

 

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