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揮発性のLOVE

投稿者:安藤紗々
投稿日時:2021年2月14日

程よくキツネ色になっているであろうパンのにおいで朝を感じたり

ある季節、夕焼けの帰り道にノスタルジーを感じたり

ふとした香りに特定の誰かを思い出したり

嗅覚は、感情や記憶との結びつきが一番強いんですって。

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鼻が効くというわけでもないけどやたら覚えている香りは

その時の出来事や場所が自分にとって

忘れられない、忘れたくないものだったからなのでしょう。

人は何もかも違うし、経験して学んで取り入れて進化するもの。

好きなものの匂いは好きな匂いとしてインプットされたり…。

街中で思いがけず気になる香りに出会った時

忘れてはならない記憶が私を試しているではないか、と思うのです。

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アイドルマスターミリオンライブ!篠宮可憐さんの「教えてlast note…」は、

香りの変化で距離感や気持ちを表している歌です。

私も香りやアロマなどが好きだったので、作詞の依頼が来たとき嬉しかった…!

第一印象はトップノート、少し距離の縮まったミドルノート、そして…。

対象が何か、解釈がどうかなどは万種なので割愛しますが、

私自身もとても好きな曲です。

ライブを観に行った時、振り付けも印象的で。

「その香り」の歌詞の部分は、香水をつける場所である手首からふわっと開いて、こちらまでふわり香ってくるよう。

「揮発性のLOVE」もパッと一瞬で消えていくイメージ。

ステージが素晴らしいことは勿論、照明や赤のペンライトも雰囲気を彩っていて、各方面のプロによって最高が構築されているんだなぁと感激しました。

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揮発性のLOVE、ってなんなんでしょうね。

愛は不確か、確かにそこにあったような気がするのだけど。

最高温度に達すると何故か見えなくなってしまう。

物質同士の愛を超越して魂レベルで愛を感じられるようになりたいのですが

やっぱり形のないものは不安。

怖いですね。

この曲が好き、って話をしたかったのに怖い話になっちゃいました、すみません!

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作詞した楽曲への想いなどお話しするのもいいな、と思っているので、何かリクエストなどありましたらツイッターへのリプライなどでお気軽に…♪

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