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ヴァイオレット・エヴァーガーデン オーケストラコンサート2021ライブレポート

投稿者:けすのいえ
投稿日時:2021年9月29日

皆さん、大変お久しぶりです!けすのいえです。

今回のオーケストラコンサートは、本来2月に予定されていたものが諸般の事情で半年近く延期することとなり、世界中の皆さんが待望するイベントとなりました。

 “ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界を共有したい”という気持ちを、コンサートに関わる全ての人が強く持っていたように思います。そのような特別なコンサートにお邪魔させていただきまして、大変光栄です。

そんなこんなで、今回もイラストを交えて裏話をいくつかご紹介しましょう。

石川由依さんは、劇中のセリフとEvanさんとのトークコーナーがあるため、舞台袖からはほぼ動けませんでした。歌手の皆さんはパフォーマンスを目前にして最も集中しているタイミングなので、談笑しながら出番を待つわけにもいきません。ずっと真剣に進行を見守っていました。
公演が終了すると、出演者の皆さんはようやくほっと一息つけるのですが、身支度であったり関係者の方々が挨拶に来たりと、実は結構大忙しです。そんな時にコンサートを見てくれた人や作品のファンである人達のことを考えて、写真を撮ったりして作品の宣伝をしていこうと自ら動いていく石川さんは、正に作品を引っ張るヒロインそのものでした。






3人の歌手の皆さんは、オーケストラの生演奏を背負って、指揮者の姿も見えないという特別な緊張感の中、ヴァイオレットの世界を素晴らしい歌で表現してくださいました。皆さんの歌はそれぞれタイプが異なるからこそ、どのような人にも刺さるコンサートだったと思います。

湧き水のように心に浸透していくような歌声の結城アイラさんは、リハでも本番でもいつもにこやかで落ち着いていました。楽団との合わせや会場でのチェックも的確で対応が早く、全てがスムーズだったのが印象的でした。

陽の光か雨のように空から降り注ぐような歌声のTRUEさん。客席側からどう聴こえるかまで頭に入れて完成度を上げるべく、歌い終わると音楽的なチェックを欠かしません。実際に声に出して相談する直前に、ご自身のチームにビビビッと目で語ります。あの視線を正確に読み取ることがTRUEさんチームの登竜門かもしれません。

すぐそばに寄り添ってくれるような歌声の茅原実里さん。楽屋前の廊下でも、舞台袖でも目が合う人に微笑みかけて、自然と和やかなムードにしていました。エリカとして作品の世界の一員でもあるためか、リハでも本番でも劇場版の主題歌WILLを聴くと目には涙が。そんな茅原さんの隣に、舞台袖に戻ってきたTRUEさんが座って言葉を交わすのは実にエモい!



Evan Callさんは美しい楽曲を次々と生み出す正真正銘のマエストロ。同時に、とても親しみやすく気さくで穏やかなナイスガイです。日本語が話せるというだけでなく、日本人的なマインドそのものを体得していながらも、ジョークをはさむ隙をいつも伺っています。気をつけろ!



音楽プロディーサーの斎藤さんは、色々なセクションの人たちの間に入って疑問点や不安点を解消し、各々が実力を発揮できるように気を配りながら、それぞれの最終決定は担当者を信じて任せていくという進め方をします。その立ち回りと作品やコンサートに込める愛が深さを考えると、ホッジンズが現実にいたら斎藤さんみたいな人なのだろうなと思います。



後日、配信で本番のステージを拝見したのですが、欲しい画がいいタイミングで見られて本当に素晴らしかったです。撮影したものを遠隔で見られるようにするのが配信ではありません。ライブ映像チームとアニメシーンを切り替えるチームが、台本と演奏の進行だけでなく、譜面も読みながら曲をちゃんと理解して、どう見せるかを組み立てたプロの技のおかげです。パフォーマンス、映像、録音のすべてが揃ってこその配信です。エンターテインメントはこのような総合芸術の賜物ですね。



2日目の夜公演後。皆さんの表情は晴れやかでした。終わってしまった寂しさよりも、これからも続けていきたいという熱量と希望に満ちていました。石川さんとEvanさんのトークパートでもあったように、ファンの皆さんの熱量が続く限り、日本でも世界でも歌い継いていく機会が生まれることでしょう。

そのためには、今後とも皆さんの応援と要望が“ずっと続いていく”ことが不可欠です。

お客様がお望みなら、どこでも駆けつける。それがヴァイオレット・エヴァーガーデンなのですから、未来の人へ、今の私たちがこれからのみちしるべを作っていければと思います。

では、また!


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