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桜の進捗

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2022年3月24日

5分ブログです。

 

桜が咲き始めました。

 

毎朝ジョギングをしています。そのコースに桜があります。毎日走るので毎日定点観測しているような感じです。蕾が膨らみ始め、咲き始め、散っていくその様を毎日走りながら観察しているわけです。そんな桜は満開になるまであと数日というところです。

 

桜の開花は1年の経過を感じる瞬間です。毎日同じコースを走っているので、ジョギングコースの景色の変化で時間の流れを感じるわけです。桜が咲くとまた1年が巡ったと思うことが出来ます。

 
 

ジョギング中は考え事をすることが多いです。今の自分、過去の自分、未来の自分。色々なことを考えます。特に人生の転機を迎えている時はジョギング中の思案が深くなります。これで良いのだろうか、どうしたら良いのだろうか、あの選択肢は間違いではなかったか。ネガティブな気持ちになりそうな時ほど思案は深くなります。上手く行っている時は思案は深くならず。不安な気持ちが大きい時には凄く心がざわめきますから、思案は深くなる一方です。

考えることは大事ですが、深くなりすぎると谷に落ちます。落ちると戻ってくるのはとても大変です。

 
 

春は転機の季節であることが多いですね。人事異動、転職、入学、卒業。心がざわめくことが多い季節です。変化は不安です。でも変化は人を育てます。変化から逃げると停滞します。変化を楽しめると良いですね。でも言うは易しで変化を楽しめるようになるには年齢を重ねる必要があります。

 

年齢を重ねると、それまでの人生において変化の先にハッピーがあることをいくつか経験しています。だから新しい変化も好意的に受け止めることが出来ます。対して若い時は変化の先にハッピーがあるということを経験できていません。だから変化に対しては不安の方が大きいのだと思います。

 

自分は今40代半ば。今は変化をポジティブに捉えることが出来ることが多いです。でも、もしかしたらもっと高齢になったら変化に対してネガティブになるのかもしれません。まぁ、その時はその時で自然で居ようと思います。

 
 

話を戻します。春は転機の時期。不安な心になることも多いわけです。ジョギング中に考えることも、時にネガティブであることもあります。人間ですのでネガティブ思考で心が満ちる日もあります。周囲の反応や評価に怯える時もありますね。

 

そんな時に桜の開花を見ると少し励まされます。毎年変わらず粛々と咲いては散りを繰り返す様。その様を見ると、自分のやるべきことひたすらにやる。それで良いなと思えるのです。

 
 

桜の開花を見て喜ぶかどうかは周囲の人たちの自由。桜はただ咲きたいから咲いて、散りたいから散るだけなのです。

 
 

毎年春になるとこういうことを思うのでした。

 

 

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