5分ブログです。
スマホの写真フォルダ。何が多いですか?
こんな話を聞きました。動物、植物、静物。興味がわく被写体の移り変わりです。年齢に応じて興味が変わるという説です。若い時は動いているものに。少し年を取ると花や植物に。もう少し年を取ると空や山に。さらにその先に「鉱物」という世界も待っているらしいです。最後は「石」に興味がわくという。
そう考えてスマホの写真フォルダを見てみると、最近多いのは花と植物と風景。植物〜静物のターンに入っているようです。
これは面白い考察だなぁと思います。動いているものより静止しているものに興味がわくようになるということ。動いているものより止まっているものの方が興奮が少ないように思えるかもしれないのですが、確かに興味はわくのです。
昔の俳人の名句は静物のことをうたっているものが多いように思います。色々なことを経験すると最後は静物に心惹かれるようになるんですね。なぜだろう。そこに癒やしを求めているのだろうか。そこにある静物の背景のドラマを感じ取れることが出来るようになるのだろうか。
この花が咲くまでにこういう歴史があったのかなと想像する力が備わったのかもしれない。風景を観て、その景色を構成する色々なドラマを理解する力が備わったのかもしれない。
静物を見て面白がれる力を得たら、世の中を見る目はとても豊かになるもので。スマホのカメラ機能が日々向上する世においては被写体だらけで毎日カメラマン気分になれるもの。
スマホの写真フォルダの傾向を分析してみるのも面白いものです。
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