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ほぼ日的な書き方と僕的な書き方と。

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2022年5月3日

5分ブログです。

 

5分と書きながら今日は5分じゃないかもしれない。そんなブログです。本日は。

 

最近ブログを書きながら思っていることがあるんです。文体です。どういう文体が良いのかなと思っています。キチっと書くのが良いのか、話し言葉みたいな感じで書くのが良いのか。そもそもこのブログはどこに向かっているのか。ぐるぐる考えます。

 

色々なことを考えます。僕は「ほぼ日」(読み:ほぼにち)が大好きなんですね。「ほぼ日」ってなんだ?と思う方はぜひ検索して訪れてみてください。正確には「ほぼ日刊イトイ新聞」です。素敵なテキストがたくさん並んでいます。まずはトップページの糸井重里さんの毎日エッセイを読んでみると雰囲気が良く分かります。

 

ほぼ日のテキストは基本は「緩やかな話し言葉」なんですね。敢えてひらがな多めにしているのも特徴的です。僕はテキストを作る時、割と漢字を多く使います。なんで使うのかなと考えてみました。読みやすい気がするからなんですね。単語の区別がしやすい気がする。

 

試しに僕的な書き方でとほぼ日的な書き方で比較してみます。

 
 

■僕的な書き方

最近何だか寝ても寝ても眠いんですよね。日中気が付けばあくびをする回数が増えています。そういう時はどうやら気圧が関係しているという説もある様子です。それも良く分かります。

 
 

■ほぼ日的な書きかた

最近なんだか寝ても寝てもねむいんですよね。日中きがつけばあくびをする回数が増えています。そういうときはどうやら気圧が関係しているという説もあるようすです。それもよくわかります。

 
 

どうでしょう。ほぼ日的な書き方の方がフレンドリーな感じしますね。一方で僕的な書き方の方は漢字が多めなので誤解が少ないかもですね。漢字があると区切りが分かりやすいというか。

 

ひらがな多めがフレンドリーな感じがするのはもしかしたら僕がファミコンやスーパーファミコン世代だからなのかもしれない。当時のゲームは容量の問題で漢字を表示するのが困難だったのです。だからひらがなになる。特にファミコンはオールひらがなです。(例外もあったかな・・・?)だからオールひらがなでもすぅっと頭に入ってくるのです。ファミコンで随分と訓練したおかげです。ファミコンやスーパーファミコンを通過してない世代の皆さんはひらがな多めは読みやすいのかしら。読みにくいのかしら。気になる。

 
 

さて話は戻って。

 

僕は漢字多めに書きます。

でも僕はほぼ日的な書き方に憧れています。フレンドリーな感じは読んでて安心するんですよね。じゃあすぐにそうすれば良いじゃないかと思うかもしれない。しかし。僕の変換君は長年の蓄積で色々な単語を漢字にするべし、という学習をしているのです。ほぼ日的な書き方にするには漢字に変換された単語をひらがなに修正していくという作業が発生するのです。これは面倒だ。

 

その手間をかけてでもほぼ日的な書き方にしていくべきか。もしもほぼ日的な書き方を変換君が学習したとしても、新たな問題がある。仕事のメールは漢字多めで書いた方が良いのです。このブログの時だけほぼ日的な書き方をして、仕事の時は僕的な書き方をして。そんな起用に変換君は対応できない。

 
 

さてどうしたものか。

毎日5分ブログを書く時に、この葛藤と戦いながら書いています。

 
 

今日はこの葛藤そのものをネタにしてみて書いてみています。そう考えるとこの葛藤も無駄じゃ無いのかもしれない。ああ、ほぼ日的な書き方に憧れる。

 

もしこの5分ブログが徐々にひらがな多めになっていったとしたら、「ほぼ日的な書き方に行く決意をしたんだな」と察してくれたら幸いなのです。

 

 

音楽熱想フェス、ぜひご来場ください。

 

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