×

HEART COMPANY公式ショップ
絶賛発売中

BLOG
ブログ

ちゃんとサナギ状態だった

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2022年6月21日

5分ブログです。

今日は自分メモのような内容です。

 

色々な事業に関わったり、立ち上げたりする日々です。風が吹くというのは僕が好きで良く使う言葉なのですが、風が吹いた時には動いた方が良いということがあります。船に例えると風が吹くならばマストに帆を張れ、みたいな話です。

 

先々のことまで見据えて事業への投資を考えたり、会社の経営の行く末を考えるわけです。ここ数年はコロナ禍で色々止まっていたので、結果的に現状維持が続いたかなと思います。でもサナギ状態のように、見た目はまったく変わらずじっとしているけど体内ではもの凄い変化を起こしている、みたいな状態になるように心がけてきました。

 
 

最近、なんとなくなんですが「あ、きちんとサナギ状態やってたな」と思える瞬間が増えてきました。コロナ禍の真っ只中は「サナギ状態であれ」と思ってやってきてて、本当にちゃんとサナギになれているかは実感できてなかったように思います。

 

具体的な事例は挙げようも無いのですが、最近「ちゃんとサナギ状態だった」と思えたわけです。サナギ状態だったということは、その次に羽化があるわけです。羽化出来るかどうか分からないままコロナ禍を過ごしていましたが、羽化できそうだぞ、と思えるようになったという気持ちです。

 
 

小さい頃、カブトムシやクワガタを飼いました。幼虫から育てて成虫になるように飼います。当然途中でサナギの時期があります。サナギの時期って飼ってる側は不安なんです。上手く飼えてないとサナギ状態のまま死んでしまったりもするんです。サナギは基本は全く動かない。だから生きているのか死んでいるのか分からない。不安になって触ったりしてしまうとそれがキッカケで死んでしまうこともある。だから見守るしかない。成虫になった時に初めて、生きていたことが確認出来るわけです。

 
 

起業経営や事業運営においてサナギ状態は必ずあるものなので、そこをどう過ごすかはとても大事です。不安になる時間なので、メンタルがやられたり、気持ちが滅入ったりしがちです。特に近年のコロナ禍は負荷が大きかったように思います。それでもサナギが生きてると信じてなんとかかんとかやるしかないわけです。

 
 

どんな蝶々になるかは羽化しないと分からないですが、サナギは生きていたと思えたことが最近の嬉しいことでした。

 

強い成虫になって欲しい。

 

 


 

■コメントは承認制となっています。
■業務のお問い合わせ等々にはお答えできません。(各案件の窓口にお問い合わせください。)

 

“ちゃんとサナギ状態だった” への2件のフィードバック

  1. お山の小人 より:

    齋藤さん、おはようございます。
    コロナがここまで長期間になるだなんて誰も想像してなかったですよね。
    すぐに終わるだろうと動き続けた方もいれば、充電期間だった方もいるかと思います。
    斎藤さんはサナギ状態だったんですね!
    僕もコロナ+休職で同じく多くをインプットする充電期間でした。
    …。
    充電だと、満タンになったらそこまでですね。
    サナギだと成虫になれれば成長していると思えるので、そちらの表現の方がいいなと思いました。僕も成虫になれるように、もう少しインプットを続けたいと思います。

  2. おにぎり より:

    おはようございます

    サナギ状態、凄く共感できるなと思いました

    本物のサナギであれば飼育方法などある程度目安になる情報があるけど現実問題、それも新しい事に関してはその目安すら無いこともありますよね

    それでも自分の経験、選択を信じなければいけない時もある

    サナギ状態が長ければ長いほど、その選択は間違ってなかったと感じられる日の感動もひとしおなんだろうなと思いました

    深いお話ありがとうございました

お山の小人 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


 

 


 

音楽熱想フェス、ぜひご来場ください。

 

斎藤 滋 プロフィール
Twitter
Instagram
note
ハートカンパニー 
音楽熱想

« »