5分ブログです。
AIでイラストを作る、それが凄い精度である。というニュースを最近よく見かけます。これは実際に自分も触って体験してみようということでやってみました。
使ったのは「Midjourney」。
何を描いてもらおうか。
1つは音楽熱想フェスのイメージ。
もう1つは「石川由依 UTA-KATA Vol.2〜歌売りの少女〜」のイメージ。
さてさっそくやってみましたよ。絵を描く能力よりも、AIにどういう指示を出すかの能力が問われるなぁ。まずは音楽熱想フェスのイメージを2つ作ってみました。
何度か指示の出し方を変えてみて、なんとなくイメージに近くなったかな、というのを添付してみますね。
凄く細かく指示をしてみたり、ざっくり指示をしてみたり。指示の順番を変えてみたり。
添付の2つはこういう指示で生まれました。
「中世ヨーロッパ風の世界。湖と森に囲まれた丸い音楽堂。5人のミュージシャンが演奏をしている。希望の音楽を奏でている。」(実際にはこれを英語にして指示を出します。)
何度かやってみて思ったのは、これは普段僕らプロデュースしている人間がやっている仕事だと思いました。僕らは作詞も作曲も編曲も歌唱も演奏もしない。こういう音楽を作って欲しい、という発注やディレクションをする立場です。どういうディレクションをすれば良いかを日々考えてます。クリエイターの個性や人間性に応じた話し方を考えます。細かく話した方が良い人も居れば、ざっくりとした指示の方良い人も居ます。
この「Midjourney」というAIにはどういうディレクションをすれば良いのか。
AIとか機械がやってきても人間クリエイターの需要は無くならないなぁと思います。それはディレクションする人が人間だからですね。「察する」とか「汲み取る」が出来るのは人間だけ。
一方で、AIとか機械に任せる仕事も生まれてきそうです。その時代がやってくる場合、必要なのは良いディレクションをする人だなと思います。「Midjourney」を触ってて思いました。指示が下手な人がAIを使っても良いモノにならない。指示が上手い人がAIを作ると良いモノが生まれる。
フォトショップとかイラストレーターというツールもそうですよね。そのアプリ自体は凄く優秀だけど、使える人が使えないとその機能を100%引き出せない。AIイラスト生成もそういう点では同じかもしれないです。
とにかく新しいものには触ってみると発見があるのです。正しく面白がるべきだし、正しく怖がるべきなのです。
(追伸)
「石川由依 UTA-KATA Vol.2〜歌売りの少女〜」のイメージも「Midjourney」に描いてみてもらいましたが、予想以上にめちゃくちゃ良く出来てしまったので、明日以降に改めて投稿します。イメージどんぴしゃな感じで作ってくれてしまってビックリしております。
(追伸)
本日8月18日(木)の19時に音楽熱想フェステーマソング「渡り鳥〜はじまりの空〜」の手作りPVが公開となります。
そしてそれを記念して本日20時からVoicy「音楽熱想」で生放送をします。
ゲストは作曲編曲をした須藤賢一さん、作詞をしたYuReeNaさん、そして歌唱とドラム参加した岩田ガンタ康彦さんです。
以下のURLで本日20時スタートです!↓
https://voicy.jp/channel/1870/live/11240
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★音楽熱想フェス、ぜひご来場ください。
“AIで音楽熱想フェスのイメージイラストを作ってみた。” への1件のコメント
斎藤さん、おはようございます。
AIにイラストを描いてもらうことができるようになっているんですね~。
フリー画像などのテンプレートもだいぶバリエーションが増えたと思いますが、今回作られたような本当に額縁に入れて飾るような絵画をAIで作るってすごいですね!
仰る通り、パソコンやAIは自分から能動的に行動することができないので始めは学習させてあげるための指導が必要ではありますが、それもノウハウが出来上がってくるとある程度学習した状態のテンプレートがリリースされる時代もそう遠くないのかもしれませんね。
一昔前の「アキネイター」の的中率にもすごいなと思いましたが、AIやITは人間の知能にかなり近づいてきているんだなと感じました。