「UTA-KATA Vol.2」最初の公演まで、残り2週間となりました。
まだまだと思っていたのに、いつの間にか目前に迫ってきていて、若干の焦りを感じている今日この頃です。
突然ですが、先日「ヴァイオレット ・エヴァーガーデン」でAnimagiCに参加するため、ドイツに行ってきました！
AnimagiCは3年ぶりの3回目。
すごく久しぶりの海外です。
ありがたいことに海外でも人気のある作品に出演させていただいているからか、私は恐らく声優さんの中ではかなり海外のイベントに参加している方で、コロナ前は年に4・5ヶ国ほど行く機会がありました。
今まで行った国は10ヶ国以上。その中でもドイツは、特に思い入れが強い国です。
それは国の雰囲気や人柄が素敵で大好きだから、そして何度も行っているから、というのももちろんあるのですが…
1番の理由は、私一人ではなく、作品の関係者皆さんと行ったから、というのが大きいです。
今回も、石立監督や八田プロデューサーをはじめとした京アニさんチーム、斎藤音楽プロデューサーや結城アイラさんら音楽チームと行動を共にしました。
実は私、人見知りな性格もあり、アフレコ期間中に監督などスタッフさんとお話しできることがあまりありません。本当は密にコミュニケーションを取れれば1番いいのですが、そうそう話すタイミングもなく（ブースが違うため、挨拶を除くと意外と顔を合わせることがないのです）、自分から話しかけに行く勇気もなく…もちろん本当に必要な時は聞きに行きますが、音響監督さんを通すことも多く、話すとしても作品のことがやっとです。
日本にいると、どうしてもかしこまってしまうというか、自分の性格もあり、短い時間で仲を深めることが難しいんです。。。
でも海外って不思議で、普段とは何かが違う非日常感があり、気持ちも開放的になるからか、急に人を近くに感じます。
日本では絶対にすることのなかったどうでもいい話から、作品や仕事の深い話まで、何の気なくともできてしまうし、
朝から夜まで一緒にいたりするので、ずっと完璧な姿であることは不可能で、結果、自分にすごく素直になれるんです。
そんなこんなで、「ヴァイオレット 」チームと行った3回のドイツは、いつも本当に楽しくて、そして毎回、より絆を深めて日本に帰ることができます。
恐らく監督だったり、音楽プロデューサーという肩書きの方たちで、今まで出演してきたどの作品の方々よりもたくさんお話をしています。
役職関係なく、中の方がお話ししやすい方だからというのもありますが、でもきっと、このドイツの空気がなければ、ここまでお話はできていません。
そう言った意味で、ドイツも、そして「ヴァイオレット ・エヴァーガーデン」という作品自体も、私にとってはとても特別です。
ご縁に感謝。
今回のドイツでも、それを強く思いました。
そしてこの「UTA-KATA」は、「ヴァイオレット ・エヴァーガーデン」が繋いでくれたご縁から始まりました。
プロデューサーである斎藤さんからの「やってみたら？」の一言から始まり、Vol.1の脚本には、「ヴァイオレット」原作者・暁佳奈さんにもご協力いただきました。
そして斎藤さんがこのプロジェクトにピッタリ！という人選をしてくだり、伊藤真澄さんをはじめ、何名かの作詞家・作曲家の皆さんにもお力を貸していただきました。
そしてVol.2の今回の脚本は、「ヴァイオレット 」ボーカルアルバムで作詞もしてくださっていた、高瀬愛虹さんです。
ソロプロジェクトと言っても、支えてくださる方々がいなければ決してできません。
このご縁は、「ヴァイオレット」がなければ生まれていませんでした。
そしてこの強い繋がりは、ドイツがあったから。
ちょうど「やってみたら？」のご提案をいただいたのが、2度目のドイツの直前。
もしこのドイツがなかったら、斎藤さんとの仲が深まることも（そもそもお話しをすることも）なかったかもしれないし、「UTA-KATA」へ前向きな気持ちになっていなかったかもしれません。
だから、ドイツに感謝です。
そんなことを、3度目のドイツで考えていました。
１つのご縁が大きく広がっていく…
きっとこれは、“必然であった”と思いたいです。
ということで！久しぶりにブログを書いたらとても長くなってしまいました。
何が言いたかったかというと、
ありがたいな〜
感謝やな〜
ということです。笑
そんなご縁を大切に！感謝を忘れずに！
Vol.2も頑張っていきたいと思います！
2週間後、皆さまにお会いできることを楽しみにしております♫
