今回は「おどりこ」の曲解説をしていきます。
制作時期は2019年の頭くらいです。
「おどりこ」
こちらはギターを2本重ね録りして、
弾き語っています。
2:10ですが、この長さでfullです。
ハープバージョン
最初の投稿(打ち込みでの伴奏)
曲の構成として、A→A→Bを1番2番と繰り返すシンプルなものになっています。
サビは無く、淡々と進んでいく感じです。
歌詞
晴れの日だけ
顔を出して
雨の日は隠れるの
いつか生まれた
ライトの下で
ドレスなびかせ
お空を飛んでいる
くるくる まわる
くるくる おどる
黒くて重い
瞼の裏に
舞台があるの
幸せそうに
笑いながらさ
手をつないで
ワルツを踊る
くるくる まわる
くるくる おどる
白い踊り子
夢の中へ
まずおどりこが誰かと。
こんなイメージです。
![](https://heart-company.co.jp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_0343-1024x1024.jpeg)
たんぽぽの別名にツツミグサ(鼓草)という呼び方があります。
ツツミグサの子といえば、
綿毛を羽にして飛んでいく種です。
その種をバレリーナのドレスに例えて擬人化したのが、「おどりこ」。
そんな「おどりこ」が夜の月明かりの中くるくる回りながら空を飛んで踊っている。
目を瞑ればそこはバレリーナの舞台。
たくさんのバレリーナと共に踊る。
そんな夢の中のお話です。
曲の発想はたんぽぽについて調べていた時でした。たんぽぽの花は、朝に開いて夕方になると閉じるそうです。
その様子がかわいいなと思い、曲にしてみたいと始まりました。
そして綿毛が空を飛ぶ様子を見ている時に、おどりこ(踊り子)にしようとなったのです。
空を飛んでいる様子がバレリーナに見えてしまったようです。
イラストを見ていただくとなんとなく分かるかと思います。
この曲はワルツなので3拍子の曲なのですが、
弾き語りではリズム感をあまり感じないように意識しました。
夢の中での出来事です。
自由気ままに空を舞う、風のリズムに合わせている感じが、表現できればと思いながら録音しています。
聞く人によっていろんな舞台が想像できるかと思います。
その浮遊感を味わいながら聞いてみると、
よりイメージが膨らむかもしれませんね。
今回のブログでは、オリジナル曲解説第一弾となりました。
ということは第二弾と続きます。
次回は「雪柳」の解説となります。
お楽しみに!
丁