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歓声があるライブ

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2022年11月14日

5分ブログです。

 

歓声が存在するライブを日本国内で久々に体感してきました。最後に国内で体験したのは2019年の終わりころだったと思います。あれから3年の間、歓声を聞いていなかったわけです。国外では、今年の8月にドイツに行った時に歓声を体験してきました。その時の感動もなかなかだったのですが、日本国内で聞く歓声はなかなかにこみ上げるものがありました。

 

昨日はベルーナドーム(西武ドーム)でブシロードさんの15周年ライブがあったのです。約4時間のライブ。歓声有りのライブ。15:00にオープニングアクト開始。15:30本編開始。空いている時間に入場したいと思い13:30に客席に到着。

 
 

開演前はいつもの声出し禁止ライブと同様の静けさ。開演と同時に歓声が生まれるんだろうと思うものの、どういうものだったかイマイチ思い出せない。開演が近づくにつれ埋まっていく客席。しかしまだまだ静かなまま。歓声okとはいえ、どれくらいの声が生まれるんだろうか。アニソンゲーム関係のライブの多くは、お初のアーティストであろうと、知らない曲が流れようと、そこにいる全員がシンクロし歓声が一体化していくのが特徴でした。新曲をライブで初披露した時にアーティストさんがMCでよく言ったものです。「どこで練習してきたんですか!?」

 

そんな光景がまた見られるのだろうか。

 
 

3年ぶりに聞いた歓声は15時ころでした。オープニングアクトのアーティストが出てきた時にゴゴゴゴと地鳴りのような人の声。徐々に高まっていく声。お客さんもきっと3年ぶりに歓声をあげるという人も多かったのかもしれない。試運転のようなゴゴゴゴ。そしてライブが進むにつれ、アーティストが次々に登場するにつれ、曲数が積み重なるにつれ、ギアがどんどん入って行きます。地鳴りような歓声はいつしか昔は毎週のように聞いていた一糸乱れぬものになっていきました。

 

ドームのような大きな会場では自分の声やオケの音はイヤーモニター(イヤモニ)で聞きます。つまりイヤホンです。歌と歌の間にイヤモニを外して歓声を味わっているアーティストさんもちらほら。昨日出演していた多くのアーティストさんたちは総じてみなさん楽しそうで笑顔にあふれていました。ブシロードさんの15周年という祝福ムードももちろんあったと思います。そしてお客さんに自分たちの歌が届いているということをリアルタイムで感じられるというのもあったんだろうと思います。

 

客席で観ているだけでも、ステージ側と客席側が一体化しているのを体感していました。僕ら客席側に居ても歓声は充分に味わえましたが、ドーム全体の歓声を浴びることになるステージ側はその数倍以上の味わいがあったんじゃないかなと思います。

 

ここ3年以内にデビューしたアーティストさんの多くにとっては「初歓声」を昨日体感したことになるはずです。その感動はひとしおだったんじゃないでしょうか。

 
 
 

エンターテインメントは作る人と味わう人の両方で成り立つものだという当たり前の事実を再認識させてもらいました。

 

15年前にブシロード設立の発表会があって、その時現場に出席していたのを思い出し、色々な作品でご一緒し、今もご一緒しているご縁を感じながら数時間を過ごさせていただきました。

 
 

昨日の現場を作り上げたブシロード全関係スタッフさんに敬意の念を抱くのでした。

 

 


 

 

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“歓声があるライブ” への1件のコメント

  1. お山の小人 より:

    斎藤さん、おはようございます。
    昨日の声出し解禁ライブ、ブシロードさんが精力的な活動をコロナ渦でも続けてきて埼玉県とも協議を重ねた上での決断と実行をしてくださり「ニューノーマル」の口火をきってくださったのだと思います。以前のライブ映像を観ていると、あの頃はギュウギュウのライブハウスで「おいおい」言ってたんだなぁと昔のように思い出しながら、歓声なしでもサイリウムや拍手などで感情を表現をするという工夫を続けてきた約3年でした。
    「お初のアーティストであろうと、知らない曲が流れようと、そこにいる全員がシンクロし歓声が一体化していく」というのは、ファン目線から言うとだいたい1番のメロディを聴くと「あの曲と似ているな?!」という謎の相対音感的な感覚が備わり、それだったらこのコールや手拍子、サイリウムの振り方はドラムのスネアに合わせるとだいたい合うというノウハウにより2番になる頃には一体化していくというのが個人的な見解です。笑
    マスクをしながらでもいいです。ライブ中の感情を声に出す、曲中においおい盛り上げる、MCや発表に対してリアクションをする、イヤモニ越しでも怒号と地響きを感じてもらえるようなあの空間がやっと帰ってくると思うとファンとしては嬉しい限りです。
    誰かがやらないと始まりはありません。前例を作ってくださったブシロードさんには業界やエンタメファンの皆さんからも敬意の念を抱いていると思います!
    令和のエンタメはここから盛り上がっていきそうですね!

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