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時計の針とタイミングの話

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2022年12月1日

5分ブログです。

 

タイミングほど重要な物は無いかもと思います。努力も運も大事だけど実はタイミングこそ最重要なのかもしれない。どれだけ力を付けてもタイミングが悪いと上手くいかない。逆に全然力不足でもタイミングが良いと上手くいく。

 

タイミングを見極めるというのは人生において凄く大事なことかもしれない。けれどタイミングを狙うというのは難しい。株を上手く売買して儲け続けることが難しいようにタイミングを見極めるのは難しい。

 

タイミングを狙うよりも、タイミングを「待つ」方が成功率は高い気がします。追いかけるよりも待つという感じです。

 
 

でも「待つ」というのは凄い忍耐力が必要です。いつそのタイミングがやってくるかが分からないからです。ゴールが設定されてないマラソンが辛いのと一緒です。あと5キロと決まっていればペース配分も出来るし頑張れる。しかしあと何キロ走ればゴールかが分からないマラソンはメンタル的に地獄です。良きタイミングがあと2年後に来ると分かっていれば頑張れる。でも実際の人生では未来は誰にも分からない。ここが「待つ」という行為の辛いところです。

 

あと10〜20年くらいかかるかなぁ〜くらいに、長い期間設定にして、期待し過ぎないというのが「待つ」ことの極意かなと思っています。長い期間設定にしておいて、結果的に短期でタイミングがやってくればラッキー、という感覚の方が心は健全です。

 
 

果報は寝て待て、という言葉が全てを表していると思います。これは誤解しがちですが(僕も最初は誤解してた)、良い結果を得るためには寝て待っていれば良いという意味ではないそうです。やることをしっかりやったら、あとはクヨクヨしたり悲観したりせず、無駄な動きをしないで待つこと、という意味だそうです。

 
 
 

誰が言っていたか忘れてしまったのですが、時計の針を追いかけない理論が好きです。長針と短針と秒針があります。自分がなるとしたら3つのうちのどれになるか。秒針は凄い速さでサイクルします。長針はその次。短針は最も遅い。針が重なる時が良きタイミングとする。どの針にもタイミングは必ずやってくる。秒針や長針は「追いかけている感」が強い。これはどこかで疲れてしまう。短針はマイペースで動いているだけ。他の針が向こうから重なりに来てくれる。疲れて果てるということは無い。みたいな話です。向き不向きや、事業の性質によって針の種類を選べば良いのですが、僕は短針が好きです。

 

そしてこれは僕独自の理屈なんですが、、時計にとって最も大事な機能である「今何時か」というのを単体で表現出来るのは短針だけなのです。秒針が無くなっても時間は分かるし、そんなに困らない。長針が無くなったらかなり困るけど、時間がまったく分からないことはない。短針さえあればだいたいの時間は分かる。しかし短針が無くなったら何も分からない。秒針と長針だけだと「今何時」かは全く分からないのです。

 
 

時計にとってもっとも重要な短針。短針はマイペース。タイミングは向こうからやってくる。

 

短針だけが正解じゃないのですが、僕は短針スタイルが割と好きみたいです。

 


 

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