5分ブログです。
コンサートを良いものにするために、どういうことができるか。
良い演出を考える。良いセットリストを考える。素敵な照明プランを考える。色々な企画を考える。事前準備もエンタメにする。ドラマを作り、本番までの日々を輝かせる。
まずはステージ制作に関することが思い浮かぶと思います。一番目立つところですし、コンサートの本筋ですので当然重要です。
もう1つあります。良いムードにする、ということです。これが実はかなり大事なのです。楽屋の雰囲気が穏やかでハッピーな状態。良いコンサートになるかどうかは実は楽屋のムードだったりします。
じゃあどうやったら楽屋のムードが良くなるか。
スムーズな移動行程、美味しい弁当、タイミングの良い軽食出し、楽屋のコンセント充実度合い、すぐ見えるところにその日のセットリストやタイムテーブルが貼ってあるかどうか、などなど。
楽屋周りの仕事というのは、ステージ制作のセクションではないけれど、凄く重要な仕事なのです。
昨日のコンサートでもとても素敵な仕事がありました。
演者の方がステージ上で飲む水。そこに名前のラベルを貼ります。そのラベルにちょっとしたデザインが施されていました。
名前だけ書いておけば役割は果たせるのですが、そこにちょっと一手間加えているわけです。
演者さんたちは本番前に嬉しそうな顔をしてそのラベルを見つめていました。
ラベルのデザインもカワイイですが、それ以上に、良いコンサートになりますように･･･とそこに気持ちを込めてくれていることが嬉しいわけです。
このラベル1つでコンサートが劇的に変わるわけではないですが、良いムード作りにはもの凄く貢献していたと思います。
どんなセクションの仕事でもコンサートを良くすることができるのです。
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