僕はハワイ旅行が大好きです。
10年くらい前に初ハワイを経験して以来、大ファンになってしまいました。
最初はワイキキ。
空港を出た瞬間から感動的でした。アロハシャツを着た人たち、椰子の木、青い空、熱い空気。それまでは食わず嫌いでハワイを少し侮っていました。長年のその侮りはわずか数秒で消え去りました。
夫婦ともに大ファンになり、何度も旅行に行くようになりました。オアフ島、ハワイ島、マウイ島。
自粛生活が続いたことで思っていた以上にハワイが大好きだったことに気がつきました。またいつかハワイ旅行に行きたいという想いは募り続けます。たくさんの時間が生まれると自分が本当にやりたかったこと、本当に好きなことに気持ちが行き着くという話を聞いたことがあります。
自粛期間中、僕の気持ちが行き着いたのはハワイでした。
我ながらベタなところに行き着いたな、と思います。
自宅で○○。おうちで○○。
ということが自粛期間中に色々と実践されてました。
僕の場合は「仕事場でハワイ」です。
ちょうど蒸し暑くなってきた時期でもあったので、仕事をするときはアロハシャツ着用。ハワイではアロハは正装なのだ。という正義を自分に対して振りかざし。ここは日本であってハワイじゃないのに、「ハワイだとアロハは正装だから。」と自分で自分を納得させる。強引だ。
観葉植物を買った。室内での仕事時間がほぼ100%になったので毎日見る風景に生物が居て欲しいと思うようになったのです。
いくつか買ったのですが、モンステラとアンスリウムといういかにもハワイな観葉植物も買いました。
BGM。仕事場ではアレクサからAmazon Music Unlimitedで音楽をずっと流すようにしています。そのBGMがほぼ「ハワイアン」。ハワイ気分を味わえるのはもちろんなのですが、基本おだやかで優しい音楽なので心が平和になるような気がします。ほどよく耳に残り、耳が持って行かれ過ぎない絶妙の度合いゆえに仕事の邪魔になりません。
次に気になってくるのはハワイの状況です。
ハワイ在住の方々は日々どうやって過ごしているのだろう。どういう気持ちなのだろう。
それを知りたくなります。
ハワイ在住の方のブログを探して読むようになりました。
感染者数が相当少ないんだな、というのが最初の印象でした。感染者数が1桁台(0の日も含む)がもう48日間続いています。(2020年6月11日時点)
感染者がゼロの日も何日かあります。
早々にハワイ州(島)を封鎖したのが功を奏した様子です。
押さえ込んだあとは、経済の復興が次のテーマです。
ハワイでは「Restore Honolulu」という単語が使われることがあるようです。restoreは元に戻すとか復興ということです。
stay homeからrestoreへ。そういう変化が起こりつつある様子。
ハワイ諸島間での移動後自粛期間(14日間)を、6月16日から解除する方向とのことです。(6月4日時点での情報です。)
来週には、感染の少ないオーストラリア、ニュージーランド、日本を対象に規制緩和策を発表する予定とのこと。
観光業で成り立つ場所なので、いつまでも封鎖を続けていることは出来ないという考えが根底にあるようです。
と、いうように、ハワイのことをたくさん知るようになるうちに、自分の仕事にも参考になる部分があるなと思うようになりました。
ハワイは観光業。僕らはエンタメ業。
restoreしたいという気持ち。
ハワイの動きは多いに仕事の参考になる。
という自分なりの大義名分を手に入れて、今日もアロハシャツを着ます。
いつかハワイで音楽イベントをやりたいと思っています。
ちなみに僕はReyn Spoonerのアロハシャツが一番しっくり馴染みます。