5分ブログです。
ぼーっとするのは難しい。このブログでも時々書きますが、メリハリは大事だなと思っています。バリバリ仕事をしたりするのがメリでゆっくり休むのがハリなのか。メリとハリはどっちがどっちなのか。そもそもそういうことじゃないのか。それはさておき。
ぼーっとするのが苦手です。何もしない時間こそ究極の贅沢という話があります。何もしないってのが難しい。何も考えずにのんびり過ごす。これも難しい。
時間が生まれると、何かで埋めなければという強迫観念に近い気持ちになってしまう。本を読まねばならない、映画を見なければならない、勉強をしなければならない。4時間あったらそれをいかに有意義に過ごすか。そう考えてしまう。
最近、「ぼーっとする」ってのはどういうことですか、ということを周囲の人に聞いてみている。何もしないことだよ、という答えが多い。脳が全力で回転し続けてしまう自分は、どうも何もしないが苦手なようです。
でも最近、ああこれは良いかもという方法に気が付きました。僕は温泉が好きで、かつサウナも好きなのです。なんで好きなんだろうというのが最近わかりました。「ぼーっとせざるをえない」からでした、たぶん。
温泉入ってサウナ入って、、とやっていると、特にサウナがそうだと思うのですが、何も考えられなくなります。暑いから。そしてその後のいわゆる「ととのう」もまた、何も考えられなくなるんですね。結果的に温泉入ってサウナ入ったあとは凄くリラックス出来てて、なんだか心も身体も軽くなってます。温泉とサウナの効能もあると思うのですが、たぶん、きちんと「ぼーっと」できたから、脳みそも回復して、それが心地よさに繋がっていたのだろうと思います。
釣りをしているときが「ぼーっとする」という人もいれば、ソロキャンプでたき火を眺めているときが「ぼーっとする」という人もいれば、飛行機の写真を撮るためにじっと待機して空を眺めている時が「ぼーっとする」という人もいる。みんな「ぼーっとする」スキルがあって羨ましいなぁと思っていたのです。そう考えながら先日も温泉とサウナに行ってみたら、気が付いたわけでした。
何もしてないと脳が勝手に色々なことを考えてしまうので、強制的に思考を停止する状態に持っていくのが良いんだなと。たぶん僕は凄く心配性で、1年中心配しているから脳がくるくる回っている。経営者は大なり小なりみんなそうなのかもしれない。それはもうそういう性格だから仕方ないので、であれば強制的に思考停止する状態を作って、メリハリを付けるのが大事だよなと最近は凄く思います。
身体のメンテのためにマッサージや整体に通うのと同じように、どうやら自分の場合は脳の回転を時々止めるためにコスト(時間とお金)を割くべきだなと分かりました。だから温泉とサウナが好きなんだなと凄くしっくりと理解できましたよ、という話でした。
出来れば頻繁に温泉旅行にでも行きたいけど、それを条件としてしまうと時間を作るのが難しくてなかなか行けなくなるから、頻繁に行くなら都内近郊の日帰り温泉&サウナだ。
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“ぼーっとするのは難しい” への1件のコメント
斎藤さん、おはようございます。
「ぼーっとする」のは実はめちゃくちゃ難しいと思います。
僕らは、常に選択をして過ごしていると考えています。
いざぼーっとし始めると、「このあとどうするか」という選択がすでに始まってしまいます。
朝の散歩中に、川沿いでタバコをふかしながらコーヒーを飲んで川の流れと鳥を見てじっとしている人をみかけると、「あれこそ一服なんだろうなぁ」と思います。
適応障害の自分が、医師から言われたのは、脳を休息させるのは睡眠が一番よく、さらに「ノンレム睡眠」までいくと脳は休息できているそうです。以前はそれができていたと思っているのですが、発症してからは夢をよく見る「レム睡眠」で夜を過ごしています。
ある程度は脳と身体を疲れさせて、眠くなったら寝る。最近、その効果が高いかもしれないのがヤクルト1000なのかもしれないですね。