5分ブログです。ドイツ出張による生活リズムの変化で夜の更新となりました。たぶん明日からいつものペースに戻ると思います。
さて。
偉大な方が高齢や病気で亡くなるニュースを見ます。声優さんで、進行系の役をやっている場合はどなたかがその役を引き継ぐことが多いようです。または、もう高齢だからという理由で次の世代にバトンタッチをされる方もいます。
人間は寿命があるし、毎年1つ年を重ねるのでいつか世代交代というのはやってきます。役者に限らず、全ての仕事でそれは言えることだよなぁと思います。
何歳で次にバトンタッチをすれば良いかは職種、環境、性格などもう千差万別ですよね。1つ言えるのはたぶん、「あ、今かも」と思う瞬間が来るんだろうなということです。スポーツ選手が引退する時もそうかもしれないですね。ファンからしたら、まだまだ現役でやれるのに、と思っていても当のご本人は「もうピークは過ぎた」として引退する。
ピークを過ぎた過ぎないは本人にしか分からないのです。
自分は元気いっぱいでも周りがどんどん世代交代していくという場合もありそうです。例えば60歳になっても現役バリバリでも、周りのスタッフが総じて20代だったりしたら。世代間のギャップが関係無いほどの圧倒的なクリエイターとかはまた話が別ですが、多くの場合は世代間ギャップはプラスに作用しにくい。
60歳が1年目と同じ仕事をしていては、他の1年目が仕事しにくい。60歳は60歳なりの仕事をしないといけない。「現役バリバリ」という言葉の中には、60歳なりの現役バリバリと、1年目なりの現役バリバリがあると思う。
坂本龍馬の名言の1つと言われている言葉を改めて思い出す。色々な意訳もあるので正確な出典はわからないのだけど、こういう言葉。
「事は十中八九まで自らこれを行い残り一、二を他に譲りて功をなさむべし」
8割までは自分でやって、残りの2割は誰かに渡すべし。そんな意味の名言。0から8までの一番しんどいところは自分でやる。9から10までの一番輝かしくて一番世間から注目されるところは誰かに渡してしまう。
この意味は色々だけど、しんどいところは自分でやって美味しいところは誰かに渡すのが事業成功の秘訣だという解釈。人から感謝されてこその事業だと。花を持たせることの重要性。
自分一人で1〜10までやることは難しいのだぞ、という解釈。
次元大介もついに世代交代したのだ。永遠というのは無い。必ず変化する。変化にどう対応するのか。次元大介は初代の粋な言葉とともに素敵な対応をしたんだと思う。
★音楽熱想フェス、ぜひご来場ください。