5分ブログです。
仕事が乗っている日ってあります。脳の回転が速いのか、閃きも判断スピードもグイグイ行ける日。生まれた課題に対して何をしたら良いかがすぐ分かって、かつ、すぐに行動に移せるようなグイグイの日。メールのレスもすぐするし、しなければならない電話もすぐする。
自分のところで寝かせることなく、どんどん進める日。そんな日があると思います。
仕事が凄いスピードで進むし、進むことに対して感動があったり、快感があったりするものです。
色々な歯車がかみ合っている時とも言えるかもしれません。
こういう時って疲れ知らずになります。ランナーズハイとでも言うのか、ひたすら突っ走ることができます。気が付いたら夜だ、みたいな感じです。
やれるだけやってしまうのも良いのですが、ハイを続けると、あるタイミングから仕事の精度が下がっていることが多いかもしれません。
特に判断力が下がるかなと思います。誰にいつ、どういうタイミングで話せば良いのかというような思考力だったり、数字の計算力だったり。
時間の感覚も少し変になるから要注意です。ハイになっている時は「早さこそ正義」という感覚になるものです。でも仕事というのは時々厄介なもので、寝かした方が上手く行く、ということがあります。
寝かした方が上手く行く事案に対して、早さで臨むと、悪い結果になることがあります。
僕は割とハイ状態で突き進むことが多く、それはそれで良い結果をたくさんもたらしてくれるのですが、その代償として「寝かすのが下手」というのがあります。
1日寝かした方が良い時案に対して、半日で動いてしまったりする。時間感覚が普通の倍くらいになっているから、半日でも充分寝かした、とか思いこんでしまう。そして対応したくなってしまう。これ、対応することで安心したいという気持ちなんですね。待機する、寝かす、ということが怖いのです。これは自信の無さの表れだろうと思います。
1日、数日、数週間くらい寝かした方が上手く進むことってあるものです。
じゃあゆっくり判断していけばいいじゃないか、とはなかなかならない。これまた厄介なのが、世のトラブルは判断が遅かったことが要因であることが多いのです。もっと早く言ってくれれば、、、なんで先に話してくれなかったんだ、、、納品があと10日早かったら対処出来たのに、、、あと1日早くメールが来ていたらこんなことには、、、みたいなことって多くないですか。
ほとんどのことは、早い方がトラブルになる確率が低いんです。
僕の感覚としては100のうち95くらいが早く進めた方が良くて、寝かした方が上手くいくのは5くらいです。5は少ない数ですが、1つ1つが大きな影響力を持つ事案だったりするんですよね。
ああ難しい。寝かすべきことに気が付くのって難しい。そして気が付いたとしても今度は寝かし過ぎて腐らせてしまって、さらに大きな問題になったりする。
何を書きたかったというと、仕事がグイグイ行ける時は、脳がハイになっている時かもしれず、きっと脳は想像以上に疲れてて、判断力が落ちている時でもあるから気をつけようという自分メモです。
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