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神田ジョンインタビュー

投稿者:インタビュー
投稿日時:2021年2月9日

毎週公開しておりますクリエイターインタビュー記事。

聞き手、執筆はディレクターのタノウエがお届けいたします。

第4回目となる今回は、作編曲家神田ジョンの記事です。

 

  

——まずは神田さんの簡単プロフィールから教えてください。

 

Hi-STANDARDやBROWNIE、L’Arc-en-Ciel、LUNA SEAなど当時のバンドブームがきっかけで中学3年生からギターを始めました。

 

住んでいた場所が愛知県の田舎だったんですが、周りがどんどんバンドをやり始めていたのでそこに乗っかったような感じです。

先輩が家に置いていったアコギを触ったら何かビビッとくるものがあって、ニルヴァーナやレッドホットチリペッパーズなどを練習するようになりました。

 

その後進学した高校は家から片道2時間半かかるほど遠い学校で(笑)、なんだか通うのも馬鹿らしくなってきて早々にサボるようになり、家でずっとギターを弾いていました。

そもそも学校生活自体に疑問に思っていて、登校しても授業には出ず、隠れ家みたいな階段の踊り場で一人ギターを弾いていましたね。

 

当時自分の中で信条としていた”ロック”が、決められた物事に対してのアンチテーゼみたいなものでして。いい感じに色々と勘違いしながら生きてきました。

でもそんな風に生きてきたからこそ今があるとも言えるので、結果オーライです。(笑)

 

——そこから具体的に音楽で生きていこうと思ったのは、なにかキッカケがあったのでしょうか?

 

音楽にのめり込んでいくうち、「バンドで成功する!」というのが自然な目標になっていきました。「プロとして仕事をする」というよりも、「バンドマンとして生きていく」というほうがより正しい表現かもしれません。

 

高校卒業後は東京の音楽の専門学校に通うようになり、相変わらずバンドを続けていたのですが、途中で上手くいかなくなってしまって。一度地元に戻ったんです。

そのときにニコニコ動画の存在に出会い、ライブハウスや路上ライブでの表現以外にこんな世界があるんだ!と衝撃を受けたことを覚えています。

 

そこからすぐにDAWやインターフェースなどの環境を整え、「弾いてみた」動画の投稿を始めました。

そこで知り合った方々と今でも繋がりがあったりするので、そう考えると大きな転機の一つだったと思います。

 

 

 

その後「涼宮ハルヒの憂鬱」をきっかけにギタリストの西川進さんの存在を知り、弟子にしてもらうべく再度上京をしました。

その後2年半くらい西川さんのローディーをしていたのですが、ギタープレイもさることながら、仕事に対するマインド的な部分は本当に多くのことを教わりまして。今でも自分の恩師のような存在です。

 

今振り返って思うと、何かを成していくときって自分なりに色々足掻いていて。そうしていくうちに、気づけばいろんな縁が出来ているということが多かったですね。

 

その後色んな遍歴があって、堀江晶太くんと出会いPENGUIN RESEARCHを結成、、、という流れです。

 

——現在弊社では作編曲家として数多く楽曲を手がけていますが、どのような経緯で作家になったのでしょうか?

 

それまでなかなか作曲をする機会が無かったのですが、もっと曲を生み出していきたいという思いはずっとあって。そんな相談を弊社斎藤にしたところ、田所あずささんの「絶対的ロックスター」という楽曲を手がけさせてもらったんです。

そこから本格的に作家活動をスタートすることになりました。

 

 

——作曲をするなかで心がけていることはありますか?

 

日常生活のなかでアイデアが浮かぶことが多いので、常に録音やメモができる環境を整えるようにしています。

 

あと、ギターやピアノを弾きながらメロディを生み出す、、、ということは実は殆どなくて。

基本的にメロディを組み立てていってから肉付けしていくというスタイルが多いです。

 

——今まで手がけてきた中で、特に思い出深い楽曲はありますか?

 

TVアニメ「おちこぼれフルーツタルト」の挿入歌「タルトなキモチ」は、自分の中での手応えと周りの評価がぴったり合致してマインドセットされたというか、自分の中で作家としての自覚が出来た楽曲ですね。

 

 

あとはコンペで落ちた楽曲たちも凄い思い出深いです。悔しさという意味で。(笑)

でも一度落ちた楽曲が別案件で採用されることもあるので、めげずに制作しています!

 

——ご自身の思う強みがあれば、教えてください。

 

「神田ジョン節」みたいなのはまだまだ模索中ではありますが、ギタリストとしての活動が多かったのでバンド系サウンドについては自信があります。

 

あとは誰よりも高い熱量で楽曲制作に取り組む、というのもストロングポイントかもしれません。

 

一緒に作品作りをするときに、相手が熱の無い人だとめちゃくちゃつまらないじゃないですか。それはすごく嫌なので、まずは作品や人にありったけの情熱を向けられるように自身の心をチューニングすることを心がけています。

 

——ありがとうございました。

 

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