5分ブログです。
音楽熱想でもすでにお話ししていますが、河口湖への訪問が増えています。
ハートカンパニーとして実施する「とあるプロジェクト」のためなのですが、撮影などで河口湖への訪問の機会が少しずつ増えています。春以降はますます増えそうです。
河口湖とのご縁は2009年からもう13年以上。気が付けば長い時間です。遠くの見知らぬ誰かより近くの仲間たち、という気持ちがあります。例えとして上手く無いとは思いますが、僕の中で河口湖は近くの仲間たち、という印象の土地です。
河口湖に行くと気持ちが穏やかになります。不思議なものです。時々行くからなのでしょうね。毎日暮らしていたらまた別の目線があるとは思います。穏やかになる理由はいくつかあると思いますが、風景の良さ、開けた空間、大きな富士山、大きな湖、人の温かさというところでしょうか。東京には無いものがあると思っています。逆に東京は河口湖には無いものがたくさんあります。どっちが良い悪いということではなく。それぞれの役割があるということですよね。
老後は穏やかに生きたい、静かな場所で暮らしたい、そういう言葉を聞くことがあります。昔昔はその言葉に対して、それはいったいどういう感情なのだろうと思っていました。
しかし実際に人生中盤戦を迎えて、終盤戦のイメージが少しずつ現実的になっている今、その発言の感情が分かるようになってきました。終盤戦のイメージが見え始めた今だからこそ、河口湖の良さがますます分かるようになってきているのかなと思います。
じゃあ河口湖は若者向けじゃ無いのかというとそんなことは無く。2009年のころの僕はまだ若者と言って良い部類の人間でした。その時代に初めて河口湖に行った時に感じたワクワク感がありました。若い頃の河口湖は「非日常体験の場所」としての刺激が。人生中盤戦以降になっての河口湖は「気持ちが穏やかになる場所」としての癒やしが。それぞれの年代に河口湖は寄り添うと思います。
河口湖とのご縁を長らく繋いで行きたい。
2021年の8月頭に心の中で誓ったものです。それを少しずつ具現化していきたいと思います。