5分ブログです。
ディズニープラスでやっているドラマ「オビ=ワン・ケノービ」。昨日、最終話を観ました。全6話。
ちょっとネタバレあるかもしれないので、その前提にて以下はお読みください。
5話と6話はもう興奮の興奮で時間があっという間に過ぎ去っていきましたよ。なんてたってダースベイダー。ダースベイダーが出てくるともうスターウォーズです。(ダースベイダー自体はもっと前の話数から登場してるんですが)なんたる存在感でしょうか。とにかくもう、ダースベイダーが強くて強くて感動的です。エピソード4〜6のダースベイダーも凄かったわけですが、5話6話のダースベイダーはなんと言いますか、伝説はこうやって作られて、そしてエピソード4〜6のあの貫禄に繋がったのね、と分かる内容だったのです。
エピソード4〜6の制作時より今の方が撮影技術が凄く進化している的なあれこれもあるのでしょう。とにかく本当に強い。僕らがそうであって欲しいと想像していたダースベイダーの強さがそこにありました。ローグワンのラスト数分で強いダースベイダーが観れて感動したものですが今回のダースベイダーの強さはもうスターウォーズ史上ピカイチではないでしょうか。
さて本題です。
「オビ=ワン・ケノービ」の劇伴(BGM)は素晴らしいですが、元々のオリジナルスターウォーズのあの旋律の数々は使われません。演出的な意図もあるでしょうし、元々の劇伴を担当されているジョン・ウィリアムズさんが高齢だという事情もあるでしょう。権利の兼ね合いもあるのかもしれません。
同じくディズニープラスのスターウォーズドラマである、マンダロリアンもボバ・フェットもオリジナルの旋律は流れなかったわけです。(確かそうだったと思う。記憶違いだったらすいません。)
しかし。
今回の最終話のラストでいくつかのオリジナル旋律が流れました・・・!ほんの数小節です。しかし。その数小節で心は一気にエピソード4〜6の様々な記憶を取り戻します。あんなこともあった、こんなこともあった。この物語があのエピソード4〜6に繋がって行くのね。ああ、繋がった。ああ、繋がった。
そして待ってましたのダースベイダーの曲(帝国のマーチ)で締め。ダースベイダーが強いダースベイダーとして銀河に真の意味で君臨するようになるのはこの出来事からなんだね、、、と分からせてくれる音楽演出でした。ああ、素晴らしい。
はっと冷静になりますと、音楽ってやっぱり凄いんだよなと思ったのです。ほんの数小節の旋律が人をこんなにも興奮させて感動させるのです。映像における演出の最後の砦は音楽だ、と常日頃から肝に銘じて仕事しておりますが、時々こうやってファンとしての興奮を味わうことで、強く再認識するのです。音楽は記憶を掘り起こすとも言いますよね。昔聞いていた音楽を聴くとその当時の記憶が一瞬で蘇ると。人の気持ちにこういう作用を及ぼすツール(っていう言い方はちょっと違う気もするが)ってのは他に無い。
僕に音楽制作のノウハウをたたき込んでくれた上司が良く言っていました。歌も劇伴もとにかく徹底的に良いメロディであるべきで、実は劇伴の方がメロディの重要性は高いのだ、と。記憶に残る旋律、映像を見終わった後に思わず口ずさめる旋律。そういう力をもった旋律が劇伴には必要だよ、と何度も教えてくれました。僕自身もとても腑に落ちています。
だって、ダースベイダーの曲(帝国のマーチ)がほんのちょっと流れただけで、こんなにも興奮しているのです。劇伴の旋律って本当に重要だ。
(追伸)
シンガーソングライターのYuReeNaさんの情報が7月1日にたくさん解禁されます。
7月1日(金)
19時予定
・アルバム情報発表/発売日、タイトル、ジャケ画像、INDEX(曲名、編曲者名)、他
・アルバムリード曲のミュージックビデオ公開
20時予定
・YuReeNa本人の音楽熱想の生放送
https://voicy.jp/channel/1870/live/9289
21時予定
・7月22日(金)都内にて開催「音楽熱想トークライブ YuReeNaアルバム完成しました編/世界初アルバム全曲公開」チケット発売(チケットペイにて発売予定)
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★音楽熱想フェス、ぜひご来場ください。
“音楽は最大の演出だったよコーホーコーホー” への1件のコメント
斎藤さん、おはようございます。
「コーホーコーホー」が「ヨーホーヨーホー」に見えてしまった私は少し疲れているのかもしれません。笑
ディズニープラスでは「オビ=ワン・ケノービ」というドラマがあるのですね。知りませんでした。スターウォーズと言えば、ダース・ベイダー。登場する時はやはり帝国のマーチ。
これは、最近なぜかコラボしたシャア・アズナブルであったり、踊る大捜査線の室井さんだったり、キャラに特化した劇伴って魅力があるなと自分も思っていたところです。
アニソンを聴いたらアニメを思い出すように、劇伴が流れるとその人物を連想する。
格闘技の入場曲なんかもそうかもしれませんね。
音楽って本当に奥が深いなぁと感じる毎日です。