×

HEART COMPANY公式ショップ
絶賛発売中

BLOG
ブログ

年齢を考えてたら青島刑事と室井さんのことを考えた

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2022年7月24日

5分ブログです。

 

年齢を考えることが増えました。昔は30歳だったけど今は47歳です。

・・・と、当たり前のことを書くと途端に何か哲学的で良いことを言っている風になります。

 
 

さておき、年齢のことを考えるのです。良く言いますよね、気持ちは若いままなんだ、みたいな話。また、これも良く言いますね。自分が思っていた30歳(40歳でも良い)はもっと大人に見えてたけど、いざ自分がなってみたら全然大人な感じがしない、みたいな話。

 

これたぶん、ほとんどの人がそういう気持ちになるんじゃないかなと思います。僕もそうで、小さいころの30歳とか40歳ってもう驚異的に大人だったわけです。世の中のことを全て知っていそうだし、行動の全ては理にかなっていそうだし、なんでもできそうだったし、とにかく凄い大人だったのです。でもいざその年齢になってみると、自分が思ってたほど大人じゃない気がする。

 
 
 

先日、羽生結弦さんが競技大会に出場することを辞めてプロに転向すると記者会見がありました。27歳。

千代の富士さん。1991年で引退。当時36歳。

三浦知良さん。現役継続中。55歳。

トム・クルーズさん。現役継続中。60歳。

吉田拓郎さん。2022年、全ての活動に終止符。76歳。

加山雄三さん。2022年内をもってコンサート活動を引退予定。85歳。

 
 
 

年齢に応じた社会との関わり方、働き方って当然あるのだ。どう生きるかは自分の意思で良いのはもちろん。じゃあ自分の意思ってのはどう変化するのかっていう話なんですね。

 

あれやりたい!こうありたい!という自分の中から沸き起こる衝動というのがある。それに素直に従って突き進む。基本はそうだと思う。

 

周りから求められるように形を変化させ続けていく。そういう生き方もあるのだ。たしか、萩本欽一さんだったと思うのだけど、こんなことを言っていた。周りから求められるままにやってきたらいつのまにか「欽ちゃん」になっていたんだよ、という話。なんだか凄い話だ。あの大スター「欽ちゃん」は「なってやるぜ!」と思ってなったのではないというのだ。もちろんたぶんご本人の中で「何か成し遂げたい」という気持ちがあったから欽ちゃんは欽ちゃんたり得たのだと思うけども。

 
 

周りから求められるままに変化していくというのは、直接的に言われることもあれば、自分が察するということもありそうだ。

 

あ、もうこれは自分の出番ではないな。とか、現場の平和を維持するためには立場を変えた方が良い時期だな。とかね。

 

後者の例は、僕的には踊る大捜査線の室井慎次さんだ。青島刑事は現場で刑事をやる。室井慎次さんは現場の刑事が正しいと信じることをできるようにするために昇進を目指す。室井さんもある意味周りに求められて変化した人だなぁと思うのです。

 
 

踊る大捜査線のことを書いていたらまた観たくなってしまった。観よう。僕は映画の1作目が一番好きです。僕が今年の冬に青島コートを着始めたら、「ああ、わかりやすく影響されたな」と思ってください。

 
 

さておき、年齢なのです。今年で47歳になります。上の世代も居るし、下の世代も居るという年齢感かなぁと思います。生き方は突然変化することはなくて、毎日ちょっとしたグラデーションの積み重ねで変化していくものだよなぁと思います。雲みたいです。じっと観てても変化が感じられないんだけど、1時間後に同じ空を観ると雲は変化してるんですよね。あんな感じが人生だなと思うわけです。

 

グラデーション変化って普通は自分でも感じられないくらいのゆっくりなんだけども、時々「あ、変化した」とか「今、変化している」と感じられる瞬間があります。もしくは「変化した方が良さそうだ」と流れを感じることもある。

 
 

事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!

 

という名台詞は痺れる。

 

そして一方で大人になればなるほど会議室での戦いも知るようになるのです。「わかってるけど、会議室だって大変なんだよ!」って思うだろうか。

 

たぶん今、改めて踊る大捜査線を見直すと若い頃に観たのとまったく違う発見がたくさんありそう。

青島、室井、真下、和久、はたまたスリーアミーゴスか。今の自分はどのキャラに思い入れが深くなるのだろう。

 

 


 

“年齢を考えてたら青島刑事と室井さんのことを考えた” への1件のコメント

  1. お山の小人 より:

    斎藤さん、おはようございます。
    年齢について、だんだん考えるようになりますよねぇ。
    斎藤さんが47歳なのも信じがたいですが、僕が今30歳です。
    青島さんと室井さんのような感じになれてますかねぇ?笑
    「俺は現場で頑張る!だからあんたは偉くなって改革してくれ!」
    なんて、現実で上司にはとても言えないなと思います。
    あの頃の題材は昭和・平成ですが、今ではベンチャーや学生起業家も増え、簡単に社長になれる時代になったことで、ビジネスに年齢はあまり関係はなくなってきましたが、経験値とノウハウはあきらかに違うと思います。
    斎藤さんは「斎藤さん」というキャラになっていただければいいんだと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


 

 


 

音楽熱想フェス、ぜひご来場ください。

 

斎藤 滋 プロフィール
Twitter
Instagram
note
ハートカンパニー 
音楽熱想

« »