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価値は対比によって際立つ

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2022年10月2日

5分ブログです。

 

休日と平日。光と影。迅速と慎重。最近とあることに気が付いたんですね。対比です。価値は対比によって際立つということなんです。

 

毎日が休日だと休日のありがたみ(価値)は生まれない。素早い行動は慎重もしくは鈍重な行動と対比することで「素早い」という価値になる。丁寧な仕事と雑な仕事もそうです。丁寧さってのは雑な仕事が無いとそれが丁寧であることが分からない。

 

価値は対比によって際立つわけです。逆に言うなら、対比が無いと価値は感じにくい。仕事は価値を提供することで成り立ちます。価値は自分できちんと高めないといけない。同じ行為でも価値が高まる場所、高まらない場所があります。貿易と同じです。胡椒がたくさん取れる土地では胡椒の価値は低い。胡椒が取れない土地では胡椒の価値は黄金にも匹敵する。

 
 

価値の対比というテーマとはちょっとだけズレますがこの話も。

 

働きアリの話ってのがありますね。働きアリの集団の中には常に2割程度の働かないアリが居る。働く8割のアリだけの集団を新しく作ると、その中の2割がまた働かないアリになる。働かないアリが居るから働きアリの価値を僕らは感じる。

 

ちなみに一説によると働かないアリは働くアリが疲弊した時に稼動するのだそうです。長期的に見ると10割が働くと、あるタイミングで10割全員が疲弊して全体がストップしてしまうみたいです。2割程度のアリが待機しておくことで全体がストップすることは無くなるのだそうです。働かないアリは言い方を変えると「予備軍」だった。という説。

 
 
 

閑話休題。

 

価値の向上のためにはどうしたら良いか。良いモノを作る、良い仕事をする。これは絶対的な前提条件。人里離れて一人で自給自足して生きて行くなら価値の対比うんぬんは関係ない話ですが、たいていは社会の中で生きています。経済の仕組みの中で生きているとも言えます。経済の仕組み内で生きている以上は、人生をサバイブしていくためには自分の価値を高める必要があるわけです。

 

個人よりも組織の方が強い理由も価値の対比で説明できると思います。組織内では役割があるわけです。迅速に動くけど雑な人。遅いけど丁寧な人。この2名が一緒に居ることでお互いの価値が高まるのです。企画力は凄いけど数字に弱い人。全く企画は作れないけど数字に強い人。この2名が一緒だと強い。

双方が双方の価値を高めているんですね。弱点を補い合うという視点ではなくて、対比による価値向上という視点です。

 

ルパン三世のチームで例えると分かりやすいかもしれない。

次元大介は銃の達人。石川五ェ門は剣の達人。次元だけよりも、五ェ門だけよりも2名が同時に居ることで2名の価値が向上していくんです。この2名は弱点を補い合っているわけではないですよね。全く別の価値として存在しているわけです。次元は五ェ門と比べて銃が凄い。五ェ門は次元と比べて剣が凄い。高め合っているわけです。

 

仕事や人生でも同じことが言えるわけです。双方が同時に価値を高め合うようなチームだと強いわけです。

 
 

さてそろそろ結論。

 

世に対して対比を上手く見せることで価値はきちんと伝わるし、高まっていく。単独では価値は伝わらない。価値を高めるためには見せ方をきちんと演出しないと行けないわけです。価値に下駄を履かせてズルをするということではないです。きちんとその価値が伝わるように演出していくのです。努力によって生み出した価値を無駄にしないために、価値をきちんと伝える演出をしていく。それが価値の対比というわけです。

 

ここ数年なんとなく自分の中で答えが見つからなかったことだったんですが、最近、このことに気が付いたのです。価値は対比によって際立つ。凄く目から鱗が落ちる思いです。

 

 


 

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“価値は対比によって際立つ” への2件のフィードバック

  1. 「胡椒がたくさん取れる土地では胡椒の価値は低い」…「大航海時代」というゲームの話かと思ってしまいましたがそれはともかく。
    仰っていること「価値は対比によって際立つ」は極めて正論でありビジネスにおける正論と感じますが、現実の会社には「剣も銃もほどほどに出来るゼネラリストを2人育てる」かのような人事が幅を利かせ、専門職を足蹴にするような風潮がしばし見られます。このあたりは会社によるのかもしれませんが。
    全然話変わりますが、写真に映っているカステラ牛乳?が気になります。

  2. お山の小人 より:

    斎藤さん、こんにちは。
    「価値の対比」。改めて考えると確かに誰かと比較して仕事が早い・遅い。できる・できないなどを判断しているケースが多いなと思いました。私はそうして比較され、前例にないことへの否定に疲れてしまい独立を選択しました。案件に応募する際、転職活動で履歴書を出すと「なぜこんなに転職したのですか?」と必ず聞かれます。しかし、フリーランスとして応募する経歴の場合は「様々な経験をお持ちですね!」と言われます。先方にとってどういった人材を求められているのか、組織に属する際には「長期的に(終身雇用を見据えて)かつ即戦力」を重視されます。しかし業務委託の場合はスキル面を重視されます。根本の目的が違うことはありますが、従来の組織依存で仕事をしていると核となる働きアリが抜けた時に働かないアリが働くようになるかと言われれば恐らく無理だと思います。価値を高めるための演出、しっかりやらねばと実感いたしました。

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