5分ブログです。
人間ドックを毎年6月に受けています。今年もそろそろ近づいてきました。子どもの頃は人間ドックというのははるか遠い先のことだと思っていました。人間ドッグだと思っていた時期もあります。人間犬になってしまいますね。
子どもの頃想像していた人間ドックは興味もありつつ少し怖くもありました。体中を調べられるというのは一体どういうことなんだろうと。胃カメラがキツいとかバリウムが不味いとかそういう、ある種「修行」のようなものだと想像していました。
修行と言えば修行な面もあります。胃カメラもバリウムも「我慢」ということが伴います。お腹を膨らませる薬を飲んでもゲップは禁止というバリウム修行。喉の奥に管を入れられる嘔吐きに耐える胃カメラ修行。大腸検査にもなると、腸を空っぽにするという排出修行。
そして出てくる数値や結果をしみじみと受け止める。
修行をする場が少なくなった現代において、人間ドックは誰もが体験できる修行の場なのかもしれません。
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