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百科事典のような仕事

投稿者：斎藤滋
投稿日時：2023年6月23日

5分ブログです。

キャリアが長くなってきました。長くなってくると、百科事典のような仕事が多くなります。15年前のあの曲の権利って･･･とか、10年前のあのプロジェクトってどういう理由で･･･みたいな疑問に答えるようなことが増えてきました。

業界や会社がまだ小さいころは、メールのやりとりのみや、口頭のやりとりのみで仕事が進むことが多いです。それはフットワークが軽くてスピード感があって良いことでもあります。ただ、履歴が残って無いことが多いのがなかなか大変です。

メールの履歴が残っていれば良いのですが、20年前とかだとクラウドという概念が無かったので、各PCにローカルとして保存されているだけでした。PCを移し替える時に古いメールデータは削除されたり、消えてしまったり。ハードディスク（当時はSSDは存在しなかった）がクラッシュして消えてしまったり。そういうことが多く、古いメールの履歴ってのは残って無いことが多いです。仮にマメにバックアップしていたとしても、当時のメーラーに依存してしまって、今は開くことができないデータなんてのもあったりします。

そんな時に、当時のことを覚えている人、というのは手がかりになるわけです。また、当時のことを覚えてて、かつやりとりの履歴がメモ（テキスト、ワード、エクセル、PDF、、、）などで残っていることもある。そうだったらさらに助かる。

長く生きていると、「歴史」と「記憶」が仕事になることもあるわけです。

（お知らせ）

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