みなさん、こんにちは。ハートカンパニー斎藤です。
2021年も12月になりました。もうすぐ今年も終わります。
この総括ブログを執筆するようになると年末がやってきたと実感します。
光陰矢のごとしとは良く言ったもので、時間が過ぎ去るのは本当に早いです。早く感じすぎて何もなかったように錯覚することすらありますが、あっという間だったと思っていた中にもたくさんの出来事があります。
ハートカンパニーとしてどんな1年だったのか。それを振り返ります。自分自身の整理でもありますし、社としてのアーカイブの意味もあります。
こうやって1年の仕事を振り返ることで関わりのあった皆様への感謝の念も生まれます。1年分を振り返ってテキストと写真で整理していくのはそれなりに時間もかかりますが、意味のある時間の使い方だと思っている次第です。お時間のある時に読んでいただけたら幸いです。
ちなみに2021年は各クリエイターや各スタッフも独自の動きがたくさん生まれてます。本ブログで記載するのはハートカンパニーの全てではなく、斎藤滋に関連する事業の内容となります。本ブログには記載されていない多くのお仕事があり、活動がありました。その点踏まえてお読みいただけると幸いです。本ブログに書かれていないお仕事履歴はぜひWORKSをご覧いただけたら幸いです。それらのお仕事についてはいつか各スタッフや各クリエイターがそれぞれの個性を持って語る日もあると思います。
さて。
2021年はハートカンパニーとして4年目の年でした。創業は2018年4月18日です。2022年4月19日から5年目が始まります。起業やスタートアップという言葉から連想するのは凄い勢いで成長するというイメージです。さてハートカンパニーはどうかというと凄いスピードとは真逆に、もの凄いゆっくりですが確実に成長するというイメージで経営しています。毎日1mm ずつでも良いので進める。一足飛びに何かをするというスタイルではありません。ゆっくり成長すると強くなると考えています。
ちなみに日々の1つ1つの事案については「迅速」「スピード感」を重視していますので日々は猛烈です。今語っているのは企業という器全体の成長速度の話ですね。日々は猛烈ですが会社としてはじっくりと育てる。そういう心持ちです。
振り返りを始めます。今年はどういう成長があったのでしょうか。
1月
1月4日に当時の首相(菅さん)の年頭記者会見を社員全員で観ています。新型コロナウイルスの対応や対策に関する発表ですね。これが新年のスタートでした。
各案件についても2021年1月は緊急事態宣言に対する各事業の対応を検討する会議が多く開催されていました。予定されていた新年の会食も見送られていたりしています。
一方で、新企画のキックオフミーティングもしていました。コロナ禍でも出来る準備はあるのだ。という心意気でなんでもやってみるという精神で動いていました。スケジュール帳を見るとそういう記録がそこかしこにあります。
石川由依 UTA-KATAシリーズ
1月中旬にはUTA-KATA Vol.2に向けての打ち合わせなどが実施されています。ちなみにVol.2については少しずつ制作を進めています。シナリオ開発、楽曲制作等々、少しずつ進めているところです。もろもろの発表が出来るまではまだしばらく時間がかかります。
新型コロナウイルス
この時期は新型コロナウイルスの影響で先行きが見えない状況でした。ゆえに2021年の売上予測が立てにくかったのです。2021年1〜2月ころが経営者としてのメンタルには踏ん張りどころでした。予想が立てられないことに立ち向かう時がもっとも心が揺さぶられます。良いにしても悪いにしても見通しさえ立ってしまえば精神的には楽なのです。どうなるかわからない、という状態が最もしんどいですね。経営的にもそうですが、1つ1つの仕事でもそうですね。2021年度はどうなることか、、と心がザワザワしいていたものです。
スタンディングデスク
1月中旬ころにオフィスのデスク(机)の入れ替えを検討しはじめています。お世話になっているオフィスレイアウトやデザインをプロデュースしている会社さんと打合せをしています。高さが固定された従来の机から、電動で自由に昇降が出来るデスクに変更することにしたのです。
コロナ禍で外出仕事がめっきり減ったことに伴い、立ってデスクワークも出来るスタイルに変えることにしました。全社員分のデスクを交換することにしました。結果的にその後ますますハートカンパニーは在宅ワークが進みました。社員は自宅で仕事をすることがほとんどとなりました。ゆえに社員用として導入した昇降式デスクが活躍する時間は当初の想定よりは少ないことになりました。
ただ、自分は基本的に社に出社して仕事をすることが多かったので昇降式デスクには多いに助けられました。立ったり座ったりすることが自由自在であることがこんなにも仕事にメリハリが付くとは。集中力も保てます。予想以上の良い効果がありました。ちなみに立った方が良い、座った方が良いはその人の気分の問題がほとんどだと思います。科学的にどっちがどうというのはどうやら、どっちもどっち、というのが本当のところらしいです。でも気分はとても大事ですから、気分重視。スタンディングデスクは気持ちにメリハリが付くので気持ち面では効果絶大です。
新規営業活動
1月下旬からは新規営業として色々な会社に訪問をしていました。直接的に実りがあった営業事案はまだまだ少ないところですが、学びや気付きは多いに得られました。どういう気付きか料理に例えてみます。ラーメン作るのが得意だと思っていた。なのでラーメンを売り込んでいた。しかし実はカレーを作る方が上手いことに気が付いた。だからラーメン以外にカレーも提供することにした。みたいな話です。
新企画の試行錯誤
この時期には新しい企画立ち上げもしています。結果的に見送ることになった事例もあります。それも学びです。これは上手く行かないんだなという学びが得られることで次回はそうならないように1つ1つの選択肢を選んでいけます。
1月のプライベート
プライベートでのメモとしては2つ。1つは動くガンダムこと「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」。横浜まで観に行きました。壮観でした。何でも気になったらとにかく観てみるの精神は大事だなと思います。情報で知るだけなのと実際に体感するのでは全く経験が違います。
「愛の不時着」展にも行ってますね。「愛の不時着」に大変感動して2周もしもした自分としてはこの展示会はぜひ行きたかった。妻も「「愛の不時着」が好きなので二人で展示会に行きました。我々の期待値が高すぎたのか、展示会そのものは物足り無かったのですが、こうやって物語の余韻を別の形で楽しむのはIP的には大正解だなと思います。アニメでも○○展というのは良くありますが、あれは嬉しいですよね。時々はファン目線になって楽しむこともまた学びだと思う次第です。
1月の気になった写真
正月の工作 街で見かけたエスパー
2月
2月は色々な制作の仕込みをしていました。1ヶ月ほぼ打合せをし続けていました。
サンリオピューロランド訪問
2月頭にサンリオピューロランドに行っています。ご縁が生まれまして園内の隅々をご案内付きで見学させていただけることになりました。ピューロランドに行ったのはこの時が初めてでした。エンタメの色々な形をまた1つ学べた貴重な機会でした。このご縁が何かに結びつけられるように大事に育てたいと思っております。
ドキュメンタリー映画
2月末にJAM Projectさんの映画「GET OVER -JAM Project THE MOVIE-」を観に行ってました。この映画はいわゆるメイキングムービーです。茅原実里さんのMessageシリーズと根本は同じコンセプト。同じメイキングムービーでも手法はかなり異なります。
ドキュメンタリー系の映像は面白いですね。IP作りにおいて今後ますますメイキングやドキュメンタリーの需要は高まると思います。本編や成果物が素晴らしければ素晴らしいほどメイキングの価値は向上すると思います。
これを書いている今(2021年12月)では、BEATLESの「Get Back」が話題になっています。BEATLESの音楽が偉大だからこそこのドキュメンタリーには価値があるというわけです。
今後アーティストやIPを立ち上げる時は「メイキング」「ドキュメンタリー」を記録に残し、そして世に公開するという前提で契約をしたり、関係値を構築したり、ビジネス設計しておくのが必須命題だと思います。
2月のプライベート
2月初旬。
人生初のオーダースーツを注文しに行きました。フルオーダーではなく、パターンオーダーというものです。とある大事な表彰式に同席するにあたり、しっかりしたスーツを着ていくべし、ということで作った次第です。仕事でスーツを着る機会は年に何回もないのですが、逆に着るべき時はかなり重大な場であることが多いわけです。なので普段の仕事で毎日着るようなスーツではなく、いわゆる一張羅としてのスーツが必要なわけです。
2月はイベントの開催は少なかったので土日をしっかり休めている月でした。当時のブログによると、どうやらゲームをしている時間が多かったみたいです。The Last of Us Remastered(略:ラスアス)をやっていたようですね。ラスアスはおかげさまでしっかりクリア出来ました。結末には驚きましたし、複雑な気持ちにもなりました。しかしこの複雑な気持ちがラスアスを名作たらしめた理由なんだろうなとも思ったりしていました。
2月の気になった写真
3月
響け!ユーフォニアム第5回定期演奏会の制作を少しずつ進めている時期でした。
新型コロナウイルス禍におけるコンサート制作について考える日々でもありあした。状況が日々変化する中でポジティブな予想もネガティブな予想も両方考えながら進めます。リスクを負う主催者側は非常にプレッシャーがかかります。状況が悪くなれば突然赤字になったりもします。ビジネス視点ではこんなリスキーな事業は心が辛い。ちょっと赤字になるとかではなくて、黒字で終わるはずだったものが一瞬にして突然数千万の規模の赤字見込みになったりします。この「一瞬にして」というのが非常に辛いところです。最近では「一瞬にして赤字になる未来もあるかも」という心構えで企画をスタートさせるようになったので、コロナ禍初期の頃よりは耐性が出来てきました。
3月7日(日)
ようやくイベントのことが書けます。2021年度のハートカンパニーとしての最初のイベント業務はこの日でした。アニメ「おちこぼれフルーツタルト」のイベント「スペシャルイベント『TVアニメ「おちこぼれフルーツタルト」ヒガコ感謝祭!』」がありました。会場は小金井 宮地楽器ホール 大ホール。ハートカンパニーは音楽制作、振付制作で参加していました。
「おちこぼれフルーツタルト」の舞台は小金井ゆえ、小金井にあるホールで開催されたわけです。
3月10日(水)
ハートカンパニーに所属となったYuReeNaさんのアーティスト写真撮影をしました。これを書いている今は2021年12月、YuReeNaさんがハートカンパニー所属となってからもうすぐ1年です。1年の間、オリジナル曲を制作し続けてきています。当初は1曲作ったら1曲公開。というペースで公開していこうかと思っていました。しかし制作した楽曲群がどれも期待を上回る仕上がりになっているのを受けて、ある程度しっかりした曲数にしてから計画的に戦略的に世に出していくことにしました。2022年にご期待ください。
3月14日(日)
D4DJのユニット「Happy Around!」の2ndライブでした。タイトルは「みんなにハピやね♪」。会場はZepp Osaka Bayside。大阪に日帰り出張をしました。本当に久々の大阪でした。会場はUSJの近く。少し時間に余裕があったのでUSJの入り口付近にも行きました。2021年2月末で大阪府は緊急事態宣言の対象から外れたのですが、USJは入場制限を行っていました。ゆえに平時の日曜だったら人であふれかえっている場所ですが、閑散とした印象でした。
3月17日(水)
自社企画で新曲のレコーディングをしました。その様子を00:00 Studioで全生中継するという試みをしてみました。制作のプロセスを公開することでファンは生まれるはずである、という考えがあります。それをやる上でどういう手法が良いのかを模索しています。歌レコーディングの様子を生中継するにはどういう苦労や困難があるかを体験してみた次第でした。非常に学びの多い体験でした。00:00 Studioというメディアの使い勝手も分かりました。今後のハートカンパニー企画で制作工程の生中継をどうしていくか。2022年の課題の1つでもあります。
3月19日(金)
第44回日本アカデミー賞授賞式。
ハートカンパニーが関わる案件ではアニメーション作品賞として「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「ジョゼと虎と魚たち」が優秀賞を受賞しました。
3月21日(日)
中野サンプラザホールにて「スペシャルライブイベント「Edel Lilie」」が開催されました。アサルトリリィのライブイベントです。ハートカンパニーは音楽制作、振付制作そしてライブ制作フォローで参加していました。
Fate/Grand Carnival
「Fate/Grand Carnival」関連の歌モノ制作を進めていました。
オープニングテーマ『すーぱー☆あふぇくしょん』、エンディングテーマ『Wonderful Carnival』。特にOPは大人数で歌う案件ゆえ、ディレクターはレコーディングにいそしむ日々でした。
ミライアカリさんアルバム制作
ミライアカリさんの1stアルバムの楽曲制作も進めている時期でした。打合せやレコーディング等々。GOOMスタジオの方々とたくさんミーティングをしていました。
有観客と対面
3月のスケジュール帳を見直すと、徐々にですが有観客イベントや対面での打合せが増えてきています。感染症に対する状況が少しずつ変化してきている時期でもありました。
スタンディングデスク導入完了
事務所の全スタッフのデスクを自動昇降式デスクに入れ替えました。2021年に購入して良かった設備としてはM1のMacBook Airと、この昇降式デスクだったかなと思います。立ったり座ったりを簡単にできる状況で仕事するのは本当に効率が上がります。メンタル的にも健全を保ちやすくなると思います。
3月のプライベート
事務所に二酸化炭素測定器を設置しました。換気対策ですね。
自宅にもNURO光が開通。事務所は以前からNURO光でしたが、自宅にもようやく開通したのでした。テレワークが主となった今は電気、水道、ガスと同様に速いネット回線も必須インフラです。
事務所に避難セットを設置しました。この時期もまた地震が何度かありましたので今までの簡易的なものではなくて、本格的な避難セットを購入したのでした。
4月
4月は打合せラッシュになっています。数ヶ月後、1〜2年後に世に出る音楽やコンサート等々。そしてVoicyアカウント設立の準備も開始しています。2022年に向けて情報発信の場所を作っておきたいという考えでした。
4月2日(金)
茅原実里さんが歌手活動休業をブログにて報告。色々なことが動き出した日でした。
4月17日(土)
「『響け!ユーフォニアム』公式吹奏楽コンサート ~北宇治高校吹奏楽部 第5回定期演奏会 5周年記念公演~」
アニメ「響け!ユーフォニアム」5周年記念ということで開催されました。吹奏楽の聖地である名古屋国際会議場センチュリーホールでついに開催。5年前に定演を始めた時は手作り感満載でした。司会は斎藤1名、ゲスト声優さんも1名。スクリーンは無く純粋に演奏のみ。しかしそれはそれでなんだかホッコリ空間で実に「響け!ユーフォニアム」ぽい温かみがあったようにも思います。それから回数と年月を重ねてついに聖地に到達。スクリーンにアニメ映像は流れ、チューバくんも居て、声優さんも複数名の出演。なんとも豪華になったものです。
緊急事態宣言への対応
4月下旬からはまた緊急事態宣言に。このコンサートはその直前の開催だったわけです。
緊急事態宣言になったことで予定していたミーティングがキャンセルになることなどもありました。突然の変化に対する対応というのはエネルギーを非常に使います。決まったことを決まった通りに実行するのが最も楽なのです。またこんな状況は誰しもが初なので、対応方法に正解が無い。だから1つ1つの決断に対して「前例」が無い。対応策を考えけどこれが正解かは誰にも分からない。しかし各方面からは「それで大丈夫なんですよね!?本当に大丈夫なんですよね!?」と問い詰められる。新型コロナウイルス感染症禍においては「選択と決断」にかかる心の負担は非常に強いものです。
リーダーにも責任者にも、誰にも正解は分からないので、チームは全員で覚悟を背負うようにするのが正解ですね。他人事ではなくて自分事として一緒に背負うと。そうするとチームは強くなります。
5月
Voicy番組「音楽熱想」
5月1日からVoicy番組「音楽熱想」がスタート。スタート前は週に1本配信という案もありましたが、色々試行錯誤をして毎日でやってみようということに。ゲストをお呼びして収録していくというスタイルを基本としていますが、徐々に色々なパターンも生まれてきました。
ハートカンパニーは基本はお仕事をいただくという会社ですが、2022年からはお仕事を「生み出す」ということも積極的にやっていこうという心意気です。「音楽熱想」がその心意気に何らかの形で役立てる未来もあるかしらと思っています。
8ヶ月間毎日配信をしてみてたくさんの学びがありました。やってみて初めて分かることがたくさんあります。2022年からはその学びを活かして番組作りをしていこうと思っています。
会議の形
5月もまた打合せの日々でした。レコーディングも多かったですね。
リモート会議が主となったことで移動時間がゼロとなり、その分打合せの本数を増やせるというわけです。1日何件も会議をしています。となるとその分会話量が増えるので1日何時間も喋りっぱなしということも珍しくありません。
YuReeNaさん
YuReeNaさんのオリジナル楽曲制作が具体的に始まっている時期でした。どれも素晴らしい仕上がりになっているので早くお聞かせしたい気持ちです。歌を聞いていただくのも大事ですが、YuReeNaさんという「人」のことも知ってもらえるように動きたいと思います。ただ、焦らず、じっくりと。
Re:Contact制作
5月末からは茅原実里さんラストミニアルバム「Re:Contact」の楽曲制作がスタートしています。作曲家陣との打合せが始まりました。その様子は「Re:Contact」初回限定盤に同梱されているBlu-ray「Message05」に収録されています。
5月29日(土)
富士急ハイランド・コニファーフォレストにて「D4DJ D4 FES. -Be Happy- REMIX」が開催されました。D4DJプロジェクト全ユニットが総登場するコンサートイベント。
コンサートは開催できてもお客様はまだ声を出せない時期が続きます。いつかまた正常にコンサートが出来る日を想像しながらこの日は観客席から応援していました。コンサートは観客と一緒に作るものと昔から言われていました。「歓声」が失われた今の時代はコンサート本来の姿では無いわけです。再び「歓声」が戻ってきた時、それまで以上の新しい発見や発明がきっとあるはずです。その日のために1つ1つの「歓声無し」コンサートをやる。そういうことだと思います。この日のコンサートは1曲1曲観ながら、歓声があったらきっとこうだったんだろうな・・・と想像し続けてました。
5月のプライベートと気になった写真
6月
夏の準備
6月になると8月の後ろ姿が見えて来ます。8月には茅原実里さんの野外ライブ「SUMMER CHAMPION」(略:サマチャン)が控えてます。そこに向けて「音楽熱想」は徐々にサマチャン回が増えていきました。
Re:Contact制作
6月もまた茅原実里さんミニアルバム「Re:Contact」の制作は続きます。全作曲家、全作詞家と対面打合せを組みました。リモートやメールで済ますことはせず。全て対面にこだわりました。それゆえ時間もかかります。しかし意味のある時間の使い方だったと思います。
リモート会議尽くし
6月もまた打合せの日々です。隙間無くリモート会議で埋まっています。やっているその時は日常ゆえに何も感じませんが、こうやってじっくり振り返るとなかなか壮観な会議本数です。
移動時間が無いことはメリットだと思いますがメリットの中のデメリットというのもありますね。この感覚は遙か昔に味わったな。。と思います。FAX主体の時代からメール主体になったとき。メール主体からLINEなどのツールになったとき。
コミュニケーションのスピード感が増していく時に感じることですね。効率的になることで「隙間時間」が無くなっていきます。隙間の時間でやっていた「考え事」「脳みその休憩」などが無くなるわけです。その時間は単純に失われるだけです。「考え事」や「脳の休憩」は実はとても重要な要素だったとしたら、それえをどこかでやらねばならないわけですね。リモート会議を数珠つなぎで入れまくると、今まで会議と会議の間で無意識にやっていことがやれなくなっているわけです。
メリットの中のデメリットとは書きましたが、なんだかんだ言っているうちに慣れるものでもあります。このスタイルの中での新しい生き方を見つけるんだろうなと思います。変化への対応が必要だよということなんだろうなといつも結論づけています。
ジョゼと虎と魚たちスタッフ限定ビスコ
2020年に公開された映画「ジョゼと虎と魚たち」。ハートカンパニーが音楽プロデュースで参加した映画です。その制作スタッフ陣に贈呈されたオリジナルビスコ。感染症対策で打ち上げが出来なかったのでせめてもの心遣いを。ということで各スタッフに贈呈されました。美味しくいただきました。ありがとうございます。
抗原検査
抗原検査が実施される機会が徐々に増えていきました。PCR検査をする場合もあれば、抗原検査をする場合もあれば。
外出
徐々にプライベートでも外出が出来る状況になってきました。6月下旬には家族と久々に横浜に。気分転換が出来るというのは本当に大事なことだなと実感しました。
7月
7月は茅原実里さんミニアルバム「Re:Contact」の制作も続いています。丁寧に色々な方々と話を積み重ねる時期でした。
そして7月下旬になるとSUMMER CHAMPIONのリハーサルが始まります。「#サマチャン制作宣伝部」の活動もどんどん活発になっていきました。
また8月に控えているヴァイオレット・エヴァーガーデンオーケストラコンサートの準備も進めています。
7月1日(木)
音楽熱想の収録をしに河口湖に行きました。野沢さん回の収録。そして河口湖町の皆さんの収録。SUMMER CHAMPIONまであと1ヶ月というタイミングです。良い時期だったと思います。サマチャンのためでもありましたが、自分自身にもきちんと区切りを体感させたかったのかなと今になってみると思います。
7月3日(土)
LINE CUBE SHIBUYAにて「アサルトリリィ Last Bullet Presents Edel Lilie+」が開催されました。ハートカンパニーは音楽制作、振付制作そしてライブ制作フォローで参加しました。
旧「渋谷公会堂」から建て替えられ、LINE CUBE SHIBUYAになってから初めて来訪しました。当然ですが綺麗で機能的。LINE CUBE SHIBUYAには8月にヴァイオレット・エヴァーガーデンオーケストラコンサートでもお世話になりました。
7月22日(木)
OPENREC.tvにて「Happy Around! ONLINE LIVE 制服Disco!」が開催されました。配信ライブです。
配信ライブが珍しくなくなりました。人は慣れるものです。色々なプラットフォームで配信ライブを実施できるようになっています。今はプラットフォーム同士の競争の時代なのでしょう。各社工夫を凝らしています。
7月29日(木)
暑くなる夏に備えて事務所のエアコン掃除をしてもらいました。
エアコンに吹きかけた液体がエアコン内部の汚いモノを洗い流す。。。というやつです。ただ思ったほど汚れてなかったみたいです。やったことでエアコンの効き目が良くなかった!というほどの劇的な変化は体感できなかったですが、気持ち的には「効きが良くなっている気がする!」と思えるようになりました。気持ちが大事なのです。
7月31日(土)
茅原実里さんSUMMER CHAMPION2021に向けて、同2020の再配信がありました。YouTubeにて。YouTubeを観ながらギタリストの馬場さんと一緒にTwitterのSpace機能で実況中継するという試みをしてみました。なんでもやってみる精神です。
小林さんちのメイドラゴンS放送開始
アニメ「小林さんちのメイドラゴンS」の放送が7月からスタートしました。音楽プロデュースとして総合的に制作に携わりました。久しぶりの京都アニメーション新作TVシリーズ。クリエイターの皆さんの魂の宿った楽しい作品となりました。
7月のプライベート&気になった写真
8月
8月7日(土)、8日(日)
茅原実里さんのライブ「SUMMER CHAMPION 2021〜Minori Chihara Final Summer Live〜」が開催。河口湖ステラシアターにて。
2009年から続いてきた毎年夏の河口湖ステラシアターライブ。13年目にして最終回。参加したことがある誰もが特別級のポジティブな思い出を持ち帰れるライブ。それだけに最終回を惜しむ声がたくさんありました。
全参加者(スタッフもお客様も)が悔いの無い時間を過ごしたことと思います。僕自身も準備段階からライブ終了までやれることは全てやる精神で臨みました。やりきったと思いますので悔い無しです。2022年からは別の形で河口湖に恩返ししたいと思っています。
終演後の心境などはブログに記しました。
8月14日(土)、15日(日)
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン オーケストラコンサート2021」開催。場所はLINE CUBE SHIBUYA。
TVシリーズ、外伝、劇場版の全てを盛り込んだセットリストと演出。ヴァイオレットコンサートの集大成と言える内容となりました。このセットリストと演出のパッケージの完成度は素晴らしいものですから、もしも何らかの機会に再演があったとしてもそのまま成立するでしょう。本作の映像と音楽は国境を越えるものだと思いますのでもしも海外においてこのパッケージ公演を行っても成立すると思います。いつかそんな日が来ることを祈ります。
終演後の心境などはブログに記しました。
集合 TRUEさん 茅原実里さん 結城アイラさん 楽団リハーサル 楽団マネージャー鳥越さん 石川由依さんとEvan 指揮:吉田行地さん 歩くEvan 話すEvan 愉快な集合
劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編 音楽制作
8月の中盤以降は9月に公開する「劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編」の音楽制作を進めてもいました。音楽の加藤達也さんの情熱と愛情は素晴らしいものがありました。いかにして加藤達也さんが全力を出せる環境を作れるか。それがハートカンパニーとしてのミッションでした。
8月27日(金)〜29日(日)
アニサマ2020開催でした。ハートカンパニーが具体的に業務として関わったのアサルトリリィのステージ。振付制作での参加となりました。今年のアニサマは感染症対策のため集客の上限があったり、限られた関係者のみが現地入りするなど例年とは異なる形での開催となりました。例年はこの場所に多くの関係者が集まって久々の再会を果たすということが楽しみの1つでもありました。今年はそうは行かず少し寂しい気持ちもありましたが、開催出来たことだけでも良かったと思います。
9月
Re:Contact制作
9月1日に河口湖円形ホールにて茅原実里さん「Sing」ホールライブ映像収録でした。かつて所有していたクレーンとの再会も果たしました。
茅原実里さん関連ではラストミニアルバム「Re:Contact」のレコーディングが次々と実施されていました。9月頭には自分として最後のボーカルディレクションも行いました。曲は「FEEL YOUR FLAG」。良いレコーディングだったと思います。
そうして9月下旬の頃には茅原実里さんミニアルバム「Re:Contact」の制作がどんどん終了していきました。1曲、また1曲とMix確認が終わっていくのでした。1つ1つの行程に悔いを残さないように。残させないように。そういう気持ちで進めていました。
9月12日(日)
茅原実里さんのオーケストラコンサート「Minori Chihara ORCHESTRA CONCERT 2020「Graceful bouquet」開催。場所はTACHIKAWA STAGE GARDENでした。2021年は多くのオーケストラコンサートに携わりましたが茅原実里さんのこのオーケストラコンサートのクオリティもまた凄かったのです。照明が素晴らしい、大嵜慶子さんの編曲が素晴らしいなどももちろんありますが、茅原実里さん本人の歌の研ぎ澄まされ度合いが凄かった。圧倒的な歌唱表現でした。
9月17日(金)
「劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編」が公開されました。「毎日1mmでも進める精神」の結晶のような作品です。2013年から脈々と続くシリーズの最終章です。クリエイターの魂の結晶をぜひ観ていただきたいと考えています。そして後編は2022年4月。悔いの無いように仕事をします。
9月29日(水)
2021年、もっとも打合せがあった日です。8件でした。リモート会議が主体となってから会議の数は増えました。そうすると喋る時間も長くなります。1日中喋りっぱなしという日も少なくありません。今年1年、アナウンサーへの尊敬の念が日々高まっていました。そういう職業なのだから当然ではあるのですが滑舌の素晴らしさ発声の良さ。司会進行技術の巧みさ。2021年12月現在、僕が最も身につけたいスキルは「滑舌と発声」です。
9月30日(木)
音楽熱想の収録で横河システム建築さんに訪問しました。横河システム建築の高柳さんと村岡さんがゲスト。このゲスト回は多方面から大変評判の高いものでした。ぜひ聞いてみていただけたら幸いです。
この訪問と収録が後の釣り熱想に繋がって行くのでした。
横河システム建築さんとのご縁は2022年からもさらに太くしていきたく思っています。横河システム建築さんとのトークは基本は「屋根熱想」なわけですが、屋根熱想はまだまだ可能性のある熱想だと思っています。2022年以降さらなる屋根熱想をしたいと思っています。横河システム建築さん、どうぞよろしくお願いします。
Voicy番組「音楽熱想」にいただいたオブジェ
リスナーの方から「熱想人」と書かれた素敵なオブジェをいただきました。プリザーブドフラワーです。青色というのがハートカンパニーの企業カラーと同じで粋です。本当にありがとうございます。大変励みになっています。
10月
10月になると11月に開催される京アニフェスに向けての制作がどんどん佳境になってきます。まだ2ヶ月もある〜と思うセクションもあれば、もうあと2ヶ月しかない!と焦るセクションももちろんあります。同じ手法が通用するフェスは無いと思います。フェスは毎回出演者が異なりますから、毎回が全部新しいコンサートなのです。出演者はそれぞれの美学がありますし、それぞれのルールがあります。それを1つのフェスにまとめあげるわけですね。ですので毎回毎回全く別モノだと感じます。
スタッフ側のフェス効能というのがあるように思います。フェスの制作を体験するとそれ以外の通常のライブ制作が楽に感じるようになるという感覚。フルマラソンを走る選手が2 〜3km走るのが簡単であるように。「あのフェスと比べればまだ楽だよ」こんなふうに思うようになるものです。そんなにたくさんフェスを作ってない自分ですらそう思うのですから、フェスを日常的に制作している方々の練度たるやすさまじいものがあります。今回ご一緒したスタッフさんの中にもそういうすさまじい練度を持っている方々がいました。その方々が本格参入してからのスムーズさは感動的でした。頼りがいがあるというのはこういうことかと改めて思うのでした。
10月7日(木)
「劇場版 Free!-the Final Stroke-前編」のプロデューサートークイベントが開催されました。場所は新宿ピカデリー。京都アニメーション、ポニーキャニオン、ABCアニメーションの各プロデューサーとハートカンパニー斎藤の4名。
アニメ「Free!」がスタートした時から一緒に製作をしている面々でのトークでした。
10月10日(日)
音楽熱想の「準備釣り熱想」収録。
横河システム建築さんチームと一緒に釣り船に乗って釣りに行くことに。
本番の釣り熱想は10月後半だったので、急遽決まったこの日は「準備釣り熱想」と呼ぶことに。
○○熱想という呼び方は、横河システム建築さんとの収録から生まれています。屋根熱想、釣り熱想。果たして次は何の熱想と出会えるでしょうか。2022年が楽しみです。僕はハワイ熱想がしたいと思っております。音楽熱想ハワイ編。2022年はハワイ行けるでしょうか。まだ無理かもしれない。2023年になるだろうか。いつかハワイ熱想を収録したいと思っています。
10月11日(月)
石川由依さんの音楽プロジェクト「UTA-KATA」のVol.2。打合せやシナリオ開発は年初から少しずつ進めていました。ようやく読み合わせが出来る稿になり、この日に石川由依さんと読み合わせをしました。ここからさらに何度もシナリオ打合せをして脚本を磨き上げていきます。2022年を楽しみにしててください。石川由依さんの素晴らしい演技と素晴らしい歌を堪能いただけると思います。
10月15日(金)
茅原実里さんミニアルバム「Re:Contact」のマスタリングが行われました。マスタリングは音楽を世に送り出す際の最終工程です。このあとは工場での生産となります。「Re:Contact」は茅原実里さんの歌手活動休業前の最後の新譜です。万感の思いを込めた制作となりました。制作が終わることが名残惜しかったものです。
10月21日(木)
「劇場版 Free!-the Final Stroke-前編」のクリエイタートークイベントでした。場所はMovix京都。ハートカンパニー斎藤は司会を担当。京都アニメーションの各クリエイターさんのこだわりを紐解くイベントでした。さながら大学の講義のような雰囲気もあり、非常に濃密なイベントとなりました。
10月23日(土)
音楽熱想の特別編である「釣り熱想」の収録が実施されました。横河システム建築の高柳さん、村岡さん、YTグッドウェイの福島さんの操船で海に出ました。音楽熱想をスタートさせた当初は予想してなかった展開です。「音楽熱想」という番組があったおかげで新しい出会いに繋がっています。音楽熱想にはコミュニケーションを広げる、深めるという裏テーマがありました。それが少しずつ具現化しているのは嬉しい限りです。
馬場一人さん 河口湖からのゲスト キャプテン:高柳 橋の下で釣り
ちなみに村岡さんは日々釣りに熱狂されていて、地方に行かれた際などは可能な限り現地で釣りをされているようです。
喜ぶ村岡さん 嬉しがる村岡さん(手前)
横河システム建築さんとの収録は2022年も何か計画したいと思っています。可動式屋根の現地視察シリーズなど面白そうです。
10月27日(水)
ミライアカリさんアルバム「未来」発売。全曲のサウンドプロデュース、そして特典の絵本制作も含めてトータルでのプロデュース参加となりました。
10月28日(木)
「劇場版 Free!-the Final Stroke-前編」クリエイタートークイベントの第2回目でした。場所は第1回目と同じくMovix京都にて。第1回目とは異なるクリエイターの皆さんに登壇いただき映像作りのこだわりを深掘りするトークとなりました。司会は1回目に引き続き斎藤が担当。
10月30日(土)
「響け!ユーフォニアム」とヤマハさんとのコラボ企画の一環として配信トークショウがありました。「「響け!ユーフォニアム」の音楽に迫る!齋藤滋、大和田雅洋トークショー!」というものです。響け!ユーフォニアムシリーズにおける吹奏楽曲の指揮と監修を担当されている大和田雅洋さんに色々なお話を聞くという趣旨で開催されました。
11月
11月6日(土)
「アサルトリリィ Last Bullet Presents LIVE in TACHIKAWA GARDEN」が開催されました。会場はTACHIKAWA STAGE GARDEN。9月の茅原実里さんオーケストラコンサートと同じ会場です。TACHIKAWA STAGE GARDENは新設の会場ゆえにとても綺麗で使い勝手の良い会場となっています。本コンサートにハートカンパニーは音楽制作と振付制作そしてライブ制作フォローで参加。アサルトリリィのコンサートは2021年、結構な本数が開催されましたね。このあと12月にも。ライブコンテンツという側面も生まれた1年だったように思います。
11月6日(土)
ミライアカリさんの配信ライブ『Mi:LIVE 2021』が開催されました。ハートカンパニーは音楽制作と振付制作で参加。このライブはミライアカリさんの活動4周年を記念したライブです。今までのミライアカリさんライブはカバー曲とオリジナル曲を混ぜたセットリストになっていましたが、今回は全曲オリジナル曲で構成。GOOMスタジオでミライアカリさんが音楽活動をするようになってから作られた曲が多くを占めていました。ライブの内容はミライアカリさんらしい元気いっぱいのものでした。
11月18日(木)
茅原実里さんラストミニアルバム「Re:Contact」発売。
歌手活動休業前最後のミニアルバム。悔いの無い制作を、という心持ちで臨みました。音楽プロデュースとして、悔いの無い仕事となりました。
限定盤 通常盤
11月20日(土)、21日(日)
11月中旬ころは「京都アニメーション ミュージックフェスティバル」のリハーサルが連日開催されていました。日々リハーサル。出演者が多数出演するフェスですので出演者の数だけリハーサルが必要になるわけです。1組1組のステージに対するポリシーは当然違いますが、それをフェスとしてどうやって統一感を出していくか、スムーズな舞台進行にするかをリハーサルをしながら構築していくのでした。
そしてついに11月20日、21日と「京都アニメーション ミュージックフェスティバル」が開催されました。場所はロームシアター京都。ハートカンパニーはエンドロールに流れていたようにライブのプロデュースを担当いたしました。
ご覧になった方は分かると思いますが、ほぼ全曲フルコーラスでアニメ映像を背負ってアーティストさんが歌唱されています。他のアニソンフェスではなかなか無い演出です。通常のアニソンフェスではOPやEDの89秒の映像を背負って歌うことが多いです。89秒以降はアーティストさんが歌っている映像をスクリーンに映し出す形が多いですね。
映像作りはチーム戦です。誰か1名が作っているわけでは無いのです。京アニフェスは過去から現在に至る全京アニスタッフが映像という形でライブに参加しているわけですね。歌っているのはアーティストさんですが、背負っている映像=全京アニスタッフであるという形。アーティストさんと全京アニスタッフで作り上げたコンサートなのでした。
11月29日(月)
ただいまハートカンパニー独自のコンテンツ制作をいくつか計画中です。この日はそのとある案件の写真撮影がありました。詳細は2022年中にお伝え出来る予定です。
11月のプライベート写真
凄く久々に西新宿のとんかつ屋さん「豚珍館」に行きました。1000円以下で美味しいとんかつが食べられるこのお店は大好きです。
12月
12月6日(月)
とある予行演習をしに河口湖円形ホールに赴きました。こちらもハートカンパニー独自のコンテンツ制作のための仕込みです。詳細をお伝え出来るのはこれも2022年になってから。河口湖とはたくさんのご縁が生まれました。そのご縁を途切れさせないのも今後の斎藤個人としてのライフワークです。
12月11日(土)
「Free!シリーズ・オーケストラコンサート2021」が開催されました。会場は国際フォーラム・ホールAです。2020年に開催された同コンサートは無観客そして配信のみでの開催でした。パシフィコ横浜・大ホールという良い会場だったのですが有観客は断念。今回はいよいよ有観客での開催となりました。指揮:吉田行地、楽団は洗足学園フィルハーモニー管弦楽団。ピアノ:伊賀拓郎、コーラス:Zinee&issei。音楽を作曲編曲している加藤達也さんご自身もピアノ演奏、指揮で参加されました。Free!はいよいよ最終章を進んでいます。2022年4月22日には「劇場版 Free!-the Final Stroke-後編」が公開となります。これを持ってFree!シリーズは幕を閉じるわけで、万感の想いが込められた映画になるでしょう。ハートカンパニーとしても音楽プロデュースについて悔いの無い仕事をしたいと考えています。
12月18日(土)
ハートカンパニーとして直接的には興行に関与しているわけではないですが、記載しておきます。この日に「劇場版『涼宮ハルヒの消失』上映会」が行われました。会場はところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールB。「涼宮ハルヒの消失」には斎藤がランティス所属時に音楽プロデュースとして制作に関わった作品です。「涼宮ハルヒ」に関しては今でも毎年何かしら動きがありますね。2020年はENOZのライブイベントが行われました。今年はこの上映会。12月18日というのは「涼宮ハルヒの消失」の中で世界改変が行われる日です。その当日に「涼宮ハルヒの消失」を上映するというのが粋です。ジャパンパビリオンホールBは映画館と同等のスペックを持った会場ゆえ、実質「映画館」での上映という認識です。長年愛され続ける作品になっているのは制作者の皆様の熱量があったからこそ。制作に携わった全クリエイターへのリスペクトを示したく、ここに記します。
12月25日(土)
「アサルトリリィ Last Bullet Presents Idol Lily Stage」@TACHIKAWA STAGE GARDEN
今回は「グラン・エプレ」のライブとして開催されました。ソロ曲も披露。音楽制作、振付制作、ステージ制作フォローでハートカンパニーは参加しました。アサルトリリィはハートカンパニーとしてはディレクターのタノウエが現場をバリバリ回しており、頼もしい限りです。
12月26日(日)
「Minori Chihara the Last Live 2021 ~Re:Contact~」@神奈川県民ホール
ついにこの日が来てしまいました。茅原実里さん歌手活動休業前、最後のライブ。ラストライブです。このライブを最後に休業に入ります。会社員の夏休みのような期限が決まったお休みではありません。歌を歌うために生きてきたような人が休業するというのはただごとではありません。相当な覚悟を持ってこの日を迎えたはずです。プロデューサーや音楽プロデューサーとして15年間。音楽活動を共にしてきました。それだけに彼女の歌や仕事への真摯さは理解できています。その茅原実里さんが自ら「休業」を決意したのであれば、それは確固たる意思です。意思が強い人なのです。昔からとても強い。強いからこそここまで成功しました。人生には休みも必要です。今がその時なのだと思います。居場所はとても大事です。具体的にも精神的にも。居場所をふんわりと維持し続けたいものです。ふんわりと。きっと「ふんわりと」というのがちょうど良いのかなと思ってます。「ちょうど良い」の具合を見つけたいですね。
茅原実里さんラストライブについての心境は別途ブログを投稿しました。
前日の心境/終演後の心境
最後に
2021年も多くの方のおかげでハートカンパニーは成り立ちました。お世話になった皆様、ありがとうございます。お心をいただいた方々にも大変感謝しています。繋がっていることを感じられることが何よりもの嬉しさです。お心をいただくというのは繋がりを感じることと同義だと思っています。それが何よりも我々を支えています。
2022年も1つ1つのお仕事に対して精一杯努めさせていただきます。
また、自社からの発信をすることで世に活気の種を蒔いていきたいと思っています。種を蒔くにも単独では出来ません。多くの方々にお力とお心をお借りする必要があります。快くお貸しいただけるように楽しく努力します。どうぞよろしくお願いします。