5分ブログです。
徹底的にお尻を守ることにしました。
自転車の話です。新しい自転車を購入しました。電動アシスト付きです。嬉しい。たくさん乗ってます。10km圏内くらいだったら自転車の方が早く目的地に着くようになりました。ありがたい。
TB1eという自転車です。クロスバイク的な感じです。今まで10年以上ママチャリでした。ママチャリは素晴らしい。生活に寄り添う自転車。特に今回主張したいのは、サドル。お尻。ママチャリのサドルは柔らかい、バネが付いてる。ゆえにお尻が痛くなるということはほぼ皆無です。
クロスバイク的な自転車のサドルはクッションが硬めであり、バネが付いてない。今回TB1eを購入するにあたりママチャリとのサドルの違いが気になってました。それでもまだTB1eのは柔らかい方であるというネットのレビューを読んでいました。なんとかなるかなと。
なんとかなりませんでした。30分以上乗ってみたら痛い。地味に痛い。翌日もまだ痛い。慣れるものだ、というレビューもあった。軟弱なケツに渇!みたいなレビューもあった。自転車乗りの方はこの硬いサドルと向き合う戦いをしていたのか。初めて知る硬いサドルの世界。
僕も慣れるまで頑張ろう。と思ったが、初日で泣きが入った。この痛みに慣れたくない。自分を甘やかしたい。自転車そのものは最高である。サドルだけが辛い。
そこでネット検索の旅に。
サドルカバー的なものがあった。柔らかくてクッション性に優れるカバーを被せるのだ。これなら行けるか。やってみた。うーん、やっぱり痛い。こんなに座面は柔らかいのに、なんでこんなに地味に痛くなるんだろう。分析してみた。
分かった。地面からの微細な振動が全てお尻に来るからだ。路面は平らなだけではない。ちょっとした凸凹はある。コツコツコツコツ・・・と走行中ずっとお尻にコツコツ振動が届くわけだ。高橋名人の十六連射のようなコツコツが走行中ずっとケツに打ち込まれ続けるのだ。これが痛みの原因だ。
ママチャリサドルにはバネが付いていた。そうか。クッションとか座面の柔らかさじゃなくて、このバネがサスペンションの役割をしてくれて、微細な高橋名人の十六連射的なコツコツ振動を吸収してくれていたのか。
クロスバイクに取り付けられるようなバネ付きサドルを探せば良いのだと結論。探したら出てきた。取り寄せて付けてみた。サドルそのものは革張りだ。詳しく書くと長くなるがハンモック形式になっててクッションの役割を果たしている。それに加えてバネだ。バネの力は偉大だった。コツコツ振動を吸収してくれる。痛くない。痛くない。痛くない。これだ。これを求めていた。
お尻は守られました。バネ、ありがとう。