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東京ドームでのライブ

投稿者:斎藤滋
投稿日時:2022年6月26日

5分ブログです。

 

昨日、東京ドームにライブを観に行ってきました。いやぁ久々の東京ドームでした。やっぱり大きい東京ドーム。本当に大きい。いつ行ってもその大きさに感動する。

 

特別な場所ってのはいくつかあるものですが、東京ドームも特別だなぁ。日本武道館も特別なんだけど、東京ドームも相当なものです。音楽を生業にしている人たちにとって、やっぱり大きい場所でやるってのはそれだけで夢がある。

 
 

開演前の時間。ドームの周辺にそのアーティストのTシャツやタオルを身にまとったファンの皆さんがたくさん集まる。みんな楽しそうだ。僕はライブ開演前、会場周辺で高揚感に満ちているファンの皆さんの空気を感じるのが大好きです。人がワクワクしている時ってのは特別な「ハレ」の空気になるもので、そしてそれはお互いを幸せにするもんです。

 
 

東京ドームクラスの受付となると窓口がたくさんになる。関係者受付が大行列ってのもよく有ること。せっかくのライブだからオープニングから目に焼き付けたい。だからかなり前もって入場しておきたい。まぁ単純にもう長い行列が苦手になっただけ、ということもあるのだけど。

 

そんな関係者受付。関係者受付を上手に回すというのもノウハウがありますよね。昨日の興行はさすがの練度で、名前を伝えると、即チケットがいただけました。凄い。僕はどうもこういう運営の凄さに感動しやすい。こういうスムーズな運営に至るまでたくさんの会議を重ねて、経験を積み重ねてきたんだろうなぁと想いを馳せるのです。

 

どうも普段は制作側や運営側の仕事が多いからなのか、そういう背景を想像するのが好きみたいです。演者の皆さんやスタッフの皆さんの本番に至るまでの努力や苦労を想像して、そこに感動を覚える。たくさんの練習があっただろうし、たくさんの会議があっただろうし、きっと脳が沸騰するような収支計算もあったんだろうなぁと想像する。その結晶がこの数時間なんだと思うと感動は何倍にもなるのだ。ステージ上のパフォーマンスに感動するに加えて、裏側の苦労を想像してさらに感動できるってのはこの仕事をしてる大きなメリットなのかもしれない。単にコンサートを観るだけよりも感動が2倍くらいになるってことでね。

 
 

関係者席ってのは当然ながら周囲に居る方々も関係者であることが多いです。周り見渡せばたくさんの知った顔が。長い時間、長い歴史があって、多くの人が応援して協力したからこの日があるんだよなぁと、関係者席の光景を観て想いを馳せるのも好きな時間ですよ。

 
 

時間の流れと共に、人の立場は変わるもので。数年前のドームの時は制作の中心で走り回っていた方々が今は新しい世代にバトンを渡していたり。以前はアシスタント的な立場だった方が今はメインのスタッフになっていたり。そういう変化もまた、エンターテインメントだなぁと思うようになりました。

 

もう少し言語化してみると、つまり、今観ているそのパフォーマスや舞台や状況は、その1回しかないっていう刹那の気持ちが応援の根幹なんだろうなぁと思います。今観ておかなきゃ、今記憶に残しておかなきゃ、っていう気持ちが人をコンサートに向かわせるっていう。そういう心理こそが応援エネルギーの源なのかもしれない。

 
 

東京ドームでのコンサートって集大成だったり新しいスタートだったりする。アーティスト本人、スタッフさん、ファンの皆さん、関わった全員それぞれにとっての節目だ。昨日の体験は自分にとってはなんだろうなぁ。その答えは何年か後になって振り返ってみたときに出るもんだろうなぁと思っておりますよ。

 

 

 


 

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“東京ドームでのライブ” への1件のコメント

  1. お山の小人 より:

    斎藤さん、おはようございます。
    イベント参戦、お疲れ様でした。
    ドームでのイベントへはまだ参加したことがないのですが、水樹奈々さんの甲子園公演に参加した時は演出もすごく、途中の豪雨にも負けず、伝説のライブになったのを覚えています。
    運営のスムーズさは、参加する側からすると、その時々で全然違うなと実感します。
    列形成だったり、物販の案内だったり、欲しい情報がちゃんと案内されているか、スムーズに入場できるのか、着眼点はいろいろありますが、そのイベントの本編以外の思い出が悪いものにならないように、綿密に打ち合わせておいてもらえると助かるなといつも思います。

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